鉄の話です。
米原から高岡〜直江津〜越後湯沢という行程で、在来の特急を乗り継ぐと割と簡単に群馬に帰って来られるそうです。北陸新幹線開通前に北陸〜群馬を一回楽しんで来ようと思っているので、ありがたい事です。
ただ、行程に長野を入れてしまうととんでもなく遠いです。北陸新幹線が開通していればさほどでもないのでしょうが、直江津〜長野・軽井沢辺りはまさかという本数の様です。本数の少なさは群馬でもよくある事ですが、越後湯沢経由の倍時間がかかるそうです。信越本線は新潟〜直江津、高崎〜横川に乗車済なので、直江津〜篠ノ井(〜軽井沢)に乗れば完乗出来るのに悔しいです。
長野に知人を訪ねた事があるのですが、その時は上田で降りて知人が車で迎えに来てくれました。近隣にしなの鉄道の駅がありまして、いつか寄ってみたいと思っていました。今回はちょっと無理そうですが、同じ海なし県で温泉の多い県というと長野に親しみがわきます。
長野には全国から参拝者が来る善光寺・諏訪大社があってちょっとうらやましいです。群馬にも全国的に有名な草津温泉がありますが、新聞などを読む限り、草津=群馬という認識が薄いそうです。広報には民間も行政も努力を惜しみませんが、群馬県自体の知名度を考えれば苦戦しそうです。
■カミヨミを擁護すると。良作になり得る可能性はあったと思います。神秘的なヒロインと真っ直ぐそうな少年、たっぷりした尺、ネタには困らなそうな怪奇物・時代物という事で。
惜しむらくは
■女性キャラの扱いが軒並み酷すぎる ■天馬はいい子だと思うが、少年らしい「努力する」過程がもう少し欲しかった。「表情」「効果」で誤魔化そうとしている気がした。 ■大人キャラは人数もいるし、キャラもいつも通り濃いので、いつも通り行けば固定ファンが付いてもおかしくないけど、不幸な事に一応「リアル路線」らしいので、読み流したとしても調査不足・描き込み不足の露呈が恨めしい
■PAPUWAの様に十分な尺が与えられていた幸運を生かし切っていない気がする。半分の巻数でギュッと菊理姫と天馬の話で整理されていれば、良作だったのでは。
■それで結局カミヨミは帝月の話だったんだろうか。「かわいそうな生まれ」だけ羅列されても、南国のサビの不幸自慢みたいな感じに見えて、「選ばれしものの愚痴」に聞こえてしまう。
(サビは自分の不幸には熱心になるが、側にいる「友達」の文字通り引き裂かれた恋なんてどうでもいいのかなあと思う。サビが明らかな不審者であるジャンに気を許さなければ、ルーザー様が本気で乗り出す様な事態にはならなかったと思うんだが。) |
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