■なんで高松は南国後、ジャンの近くにいられるんだろうと思いました。ハレなんてジャンの顔見ただけで眼魔砲撃っていましたが、気持ちとしては高松もジャンを排したいでしょう。ジャンがいないとサビが荒れる、サビが荒れればキンちゃんにしわ寄せが行くという思考もあるでしょうが、言い訳っぽいです。
高松はあまり周囲に「私といて楽しいですか？」と思わないのかもしれません。サビみたいに「私がいれば最高だよな」というのも極端ですが、自身をオブジェの如く見なす高松も高松かなと。オブジェは口を利かないし、自分でものを考えません。好きの反対は無関心とうか、ジャンに対して高松の喜怒哀楽は死滅してるのかもしれません。
士官学校に特異体質を持たずに入学し、高貴なルーザー様の手足になるべく、がむしゃらだった高松が「私といて楽しいですか？」なんていう甘やかな事思いもしないでしょうが。逆に例えばグンマから「僕は高松といて楽しいよ」と言われても心が温まらないのは彼の損です。
・・・キンちゃんがそういう彼のイラつかせる所にキレたら、隠居した高松。隠居先を勉強にかこつけて訪ねるくらいだったのに、「仕事」で呼んだら嬉々として駆け戻って来た高松。キンちゃんは焦らされるばかりでしょうが、お父様の分まで高松を愛してあげて下さい。一緒にいてあげて下さい。
■色々気持ちが彷徨していた時、乙女系作品を進められて、ゲームはゲーム音痴なので出来なかったのですが、アニメやＣＤは今も見聞きしています。本来ギャルゲーの対称になっている「乙女系」なので、プレイありきのジャンルなのに申し訳ありません。裏表の少ない作品が多くて好きです。
ルーザー様は裏表がなくて好きです。高松は小器用な事をしでかす割に、意外と単純なので好きです。キンちゃんは流石ルーザー様の血を受け継ぎ、高松に愛育された子だなと思います。何事もなかったら、「貴方のこういう所が好きです」とルーザー様本人に高松が素でノロケそう。（本当はルーザー父子は青の一族カテの人なので高松とは無関係な２人なのだけど）
■高松は性格のいい部分を青の一族に捧げないで、自分の「家族」に向けていたらどうだったかなと思いました。生まれながらの「家族」とはとうに不通だと思いますが、もし高松の愛を、彼を献身的に愛してくれる女性が受け取っていたら、彼は違っていたのかもと想像しました。
（・・・・高松と、ホームズ＆アイリーンくらいの知的関係を築ける女性があるかもしれないけど。「女性の情熱と知性」は高松が内在する個性に近い。一口に女性とくくるのは間違いだと思うけど、高松に「貴女は他の女性と違う」と言わしめる女性があるんだろうか。
キンちゃんの母である女性と高松が面識を持っても、好意より嫉妬と対抗心の方が強そう。劇中では、世の中の優秀と言われる女性はほとんど「青の一族の少年の母」になる可能性があるわけで、高松が知る様な女性達は一族のターゲットになり得る・・・。高松程面倒くさくて鬱陶しくて、大好きなになれる人はいないとキンちゃんが言ってた気がする。） |
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