以下で誤認について書きましたが。群馬県はいい意味で誤認にあふれた県です。住んでる自分が言うので、誤認が悪い事じゃないと信じて下さい。
■「群馬県は日本の真ん中（主張するのは自由だ）」
■「群馬県は首都圏（だってＮＨＫが首都圏ニュースにグンマを出すんだ・・・。）」
■「群馬県は住みやすい（そりゃ住んでれば思うよ）」
■「群馬県は共通弁（ではないらしい）」
■「群馬県のダムは東京都心の電力をまかなっている（時期もあったらしいが今は火力発電中心らしい）」
■「群馬県は日本の政治を動かしている（保守党が強いので首相を何人か出した）」
■「群馬県に世界が注目している（富岡製糸場が世界遺産に登録されるらしい。←※これは本当）
堂々の「誤認」がまだまだ続きますが、どうか指摘してあげないで下さい。（以上が全て妥当だったら、グンマは都道府県の魅力度ランキング最下位常連であるだろうか）
■今月最後の高グン雑感です。今の原稿はルザ高でキン高です。当初去年の春コミで出した本では「ルーザー様はサビ一択、高松は永遠に部外者」として書きました。思えばその方が実際に近かったでしょう。
徐々に何を思ったか。「ルーザー様が生きておいでだったら。マジックの学校の初等部にキンタロー坊ちゃんが通って、授業参観にルーザー様と高松が来て、いやどっちかは教員で、２人で息子にお前は出来る子だから、今日は他の子に花を持たせてやりなさいと言っている」んだろうなあと妄想するに至りました。
要は次期総帥グンマの前に出るなと。「両親」から戦国時代の武将の子っぽい教育を受けるキンちゃん。・・・自分は谷崎愛読者なので、仮に「ドロドロ」でも「わあ谷崎みたい」と思う事が命綱です。高松みたいな人が沢山います。
■「高松はルーザー様を愛している」という金科玉条が好きです。ですが実際は「高松はルーザー様を恐怖している」でも正解かなと思いました。
よく過度な訓練を行って学生を怪我をさせたコーチなどが「お前のためにやった」「指導に熱が入り過ぎた」とか言う事がありますが。ルーザー様がそんな言い訳をするはずはないので、逆に高松がガンマ団という拘束、恐怖、行き詰まりから解放されるために、「自分はルーザー様を愛している」「愛するルーザー様のため」と誤認する様になったのではと思いました。（愛や恋は脳内で爆発的な何かが起きている状態だと聞く）
絶望的な状況で恋や愛を支えにするのはいいけれど、労わり合って状況を耐え抜くのではなく、ルーザー様、そしてガンマ団への恐怖を一種の「刺激」とみなし、自傷が快感に変わる如く、「自分はルーザー様を愛している」と誤認に至ったとしたら、高松の本当の「解放」は果てしなく遠いでしょう。自由や解放は、「〜からの自由」「〜への自由」と２つあると聞くけど、高松は後者。
■何でそう思うかというと、高グンを突き詰めるとそう思いました。自分が幸せにならない選択ばかりする高松は悲観的なんてものを通り越しているけど、「グンマ」って名前は高松のストレスの極致の名前だと思えました。ルーザー様なので、「息子の名前は適当でいいです」と言いそう。「グンマ」と名付けたのが高松だとして。
グンマ→「ルーザー様の原理上の妻であり、ルーザー様の全てを受け継ぐべき男の子の母たる女性ゆかりの県名」だとするなら。
「彼女」とルーザー様に面識があったのかは分かりませんが、利害関係はないらしいので彼女の意思での「関係」でないと思われます。つまり「彼女」は望まないのにルーザー様の「奥方」。ちなみにルーザー様が生前大事にしていたマジック、ハレ、サビ、ミツヤも生来的にルーザー様の関係者。高松は気が狂うまでルーザー様の事を考えていても「部下」。
「グンマ」って響きに、高松からの御しがたい感情を感じるのは行き過ぎでしょう。ですが、「キンタロー」っていう名前から、２４年間高松が「シンタロー」を親愛していた雰囲気が伝わるので、逆に「グンマ」って名前に恐ろしさを感じます。素直なキンちゃんなんで、生母が群馬県民でも育ての母が高松だから、水沢うどんより讃岐うどんを好みそうです。
■讃岐うどんを美味しそうに食べるキンちゃんに、「お野菜も召し上がって下さいね」と青物を勧め、シンタローや他の団員とも和やかに行く様に心を砕く高松が想像出来ます。
グンマには糖尿病になりそうな食生活と、天涯孤独の身の上と、「出来損ないの馬鹿息子」でそれ以上望まなかったのに。自分は南国の高グンを信じていますが、優秀な理系男性でありながら、中身は「女性」な高松の思考を思うと、「グンマ」って怖い名かもしれません。 |
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