ルザ高&キンタロー坊ちゃんの痛いパラレル妄想です。
・・・ルザ高に至るまでの道のりが空白なのは、学生高松が身分違いの片思いをしている事に気が付いて、ヤケ気味になっている時期があるだろうからです。頭いい人程不幸体質というか、何故高松がルーザー様を劇中で失った後、唐突にグンマに走ったかというと、年齢差で誤魔化して自分が傷つかない相手を選んだのだろうなと思います(「変態」に近い発想じゃないか)。グンマが自分の「偉さ」に気が付いた時点で終わりそうな関係です。
・めでたく第一子をもうけたルーザー様 ・何も言われないでも準備万端な高松 ・世話役の高松が子供の秘石眼で怪我する事もなくないけど、順調に育ち、第一次反抗期を迎えるキンちゃん。何とか反抗期キンちゃんに応じていく高松。
・ここで一つ意外な事がルーザーさんちにはある。 ・ルーザー様は第一次、第二次反抗期ともに経験がない (※士官学校に通い、寮生活を経験し、恋愛もついでにし、卒業・就職までしたのがルーザー様の自己主張だったのかもしれない。青の一族でそこまで普通の人の様な経験をしようとする人は少ないと思う。目下の田舎学生を近寄らせる事も異例では。)
・ルーザー様程無遠慮で我の強い人もいないので、盛大な反抗期だったろうと思われがちだが、ルーザー様なりに、いつもいなかったライオンパパや、嫡男として気負っているマジックに遠慮・我慢した気がする。 ・というか反抗しようともしてもライオンパパはいないし、周囲の大人は自分達を怖がって近寄らないし、マジックは自分に逆らう者に容赦ない。
・高松はキンちゃんが「嫌だ」「勉強したくない」「眠くない」等言い張っても、言い聞かせたり、気を紛らわせたりして、大抵何とかしていそう。キンちゃんも自己主張はすれど、最後は大好きな高松のいう事を聞きそう。
・ルーザー様とすると、高松と息子の様な暴力を伴わない協力関係は初見である。優しく接する事も愛情の一つだとルーザー様は思った事がなさそう。「相手に必要と思われるもの」を暴力を伴っても与える事をよかれと思っていたから
(※小さいハレに必要なのは小鳥より昼寝、だから小鳥をつぶして排除したルーザー様。高松への指導も高松を見込んでの事だったとしても、一部新聞沙汰になりかねない内容だった気がしないでもない。キンちゃんを褒めながら楽しく勉強や生活の仕方を教える高松に驚くルーザー様。)
・息子ととても仲のいい高松を見ながら、焼きもちも兼ねて一度退行し、気持ちの面で第一次反抗期からやり直すルーザー様。何が起きたか戸惑う高松だが、「男性はいつまでも子供」という金言を思い出し、「長男と次男」の世話に精を出すことにする。(高松も男性だけど)
グンマ雑感です。南国では「涼しげな青年科学者」で通っていた時もあるのに、PAPUWAではどうしたのか。
・グンマというと南国でマジック、アス、ルーザー様に異を申し立てた勇気ある子なのだが、PAPUWAで物の様に「探せ」とコタについてアラシヤマ達に命じるマジックに疑問はないのか。
・コタさえ目覚めれば、コタさえ戻ってくれば「仲のいい家族」になれるとグンマは思ったのだろうか。 ・両目秘石眼の自分や、「排除」されたルーザー様の息子である従弟がマジックの側にいられるのは、「2人に何かあったら高松がいる」とマジックが思っているから。 ・実の息子が他人の高松に「反抗期」を向けた事すら気にしないマジックに、グンマが思う様な「温かい家族」を演じろと言っても難しくないか。
・家族って、何があっても家族だから家族なのだとグンマは知らない。シンタローが実子でないと知ってもマジックの愛は揺らがなかったし、コタについても父であろうと努力はしている。 ・キンちゃんも、一度しか会えなかった父や、遠慮しがちな高松との絆は切れない事を知っている。だから順調に反抗期も迎えるし、勉強も仕事もする。
・グンマの周囲の人達はそういうグンマの性格や傾向を知っているので、あえてグンマが家族家族と夢見る必要は薄い気がしないでもない。 ・グンマが泣くと、高松じゃなくてキンちゃんが来る場合もあるかもしれないけど、キンちゃんが弱ったりすれば、やっぱり高松が来るので。PAPUWAのグンマは「夢見がち・強がり」なのかもしれない。 |
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