■PAPUWAでリキッドがキンちゃんにときめいています。劇中のリキッドにときめく人数を思うと、PAPUWAの中で異例だと思います。「若いハイスぺイケメンに優しくされたい」という亜美ちゃんの願望がだだ漏れなのはいいんですが、イチゴ柄くらいで萌え終わるのがよく分かりません。
(結局女性キャラ不在の漫画なので、ハイスぺイケメンでも特に理由なく結婚もせず彼女もいなそうなのに焦れる。三児の父のマジックも未婚。)
■キンちゃんはリキッドが「嫌う」青の一族の一人です。亜美ちゃんはガンマ団を描きたいわけでもなく、青の一族を描きたいわけでもなく、唐突に「若いハイスぺイケメンに優しくされる」気になっただけだったのでしょう。(自分は南国の頃のメンチ切っていたキンちゃんも好きだ)
キンちゃんはママの「仕事は迅速丁寧に」「傷病者には手を差し伸べる様に」という教えを守っているだけだと思います。(※看護師とかキンちゃんに合いそうだし、体力あるのでいいかも。けどドクター(高松)より身分が上で、「新人」という感覚がほとんどないので、今のままのキンちゃんがいいと思う。)
■高松はPAPUWAでグンマに警備員を呼ばれかかっていましたが仮にグンマが110番通報しても、ガンマ団最奥部に来る警官なんていなそうです。変態を野放しにしているガンマ団というより、マジック以前の代からある意味器用さのある団体なのでは。キンちゃんはそんな団体の御曹司ですが、天然イケメン効果&一族の財力権力&育ての親の陰の力等で、多分何事もなく過ごしていそうです。
高松っていう変態について。
・変態は変態なんだが、扱いやすい変態だと思う。好き嫌いが激しいのを、我流のボケで誤魔化しているだけかもしれない。高松は「ルーザー様を今でも愛している」という自分の弱い部分を隠すために、煙幕を張っているだけだと思う。変態部分がなかったら高松は完璧に女性だ。
・キンちゃんといる時の高松が一番高松らしいかもしれない。「ルーザー様を今でも愛している」気持ちをキンちゃんに隠す必要はないし、キンちゃんも高松を守る気でいると思う(世間で言う「女の幸せ」に近いと思う)。高グンは?という突っ込みを、生前のルーザー様を知っている人はしないと思う。ルーザー様に性格も容姿も、「高松への接し方」も瓜二つのキンちゃんを見て、何を不思議がる事があるだろう。
・グンマは高グン的に、「高松みたいな変な人僕くらいしか相手にしない」と思っていた頃があるのでは。見当外れな考えではないが、高松は「相手にしてくれるかどうか」では恋の相手を選ばない。「あさましい変態が身の程も知らずに浮気した」事を、グンマがどう感じたかは私には分からない。
・グンマのねじれきった高松と過ごした時間、新聞沙汰寸前の高松との経緯があると思うが、周囲は「高松への反抗期」とグンマに父がありながら断定する。グンマの今まで理解しきれなかった高松の言動は、「キンちゃんに幸せになって欲しかった」からだとすると全てつながるのだから、グンマは高松を罵倒、殴打するといいと思う。(そんな事になったらキンちゃんが来ると思うけど・・・)
・高松は自覚ある変態と言う困った男なのだが、スレスレのライン上を歩くのが好きなのかもしれない。心の余裕がないと変態にもなれないので、股んGO君と戯れているくらいなら好きにさせてあげたい ・士官学校で学課と生活指導を担当していたと思うが、教え子がほとんど精鋭になっている。漫画的に他の教員の姿がないだけだとは思うが、自分にも生徒にも成果を求めている。 |
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