■普段、病院で薬をもらっても最後まで飲まない事が多いのですが、今回の風邪は長引いたので全部薬を飲みました。なるべくなら薬は飲みたくない方です。痛み止めも滅多に飲まないのですが、痛みが強くなると我慢しなければよかったとよく思います。いつも自分は我慢のポイントを誤ります。
■パラレルで10代高松と30代キンちゃん、丁度年齢差が逆くらいで会えないかなと思っていました。お気遣いが身についたキンちゃんと、一番手に負えない頃の高松。多分、高松が研究棟の裏手がどこかで隠れて煙草吸っている所にキンちゃんが来て(大人の高松もそんな感じだから)、・・・・高松は知らない顔の青の一族に素っ気ないでしょう。色々言いたい事、聞きたい事がキンちゃんの方にはありますが。
全身全霊で「お気遣い」しても捕まらなそうな高松に、やっぱり夢中になるキンちゃん。美味しいですがルーザー様しか見えてない頃の高松なので、多分しつこくすると、相手が青の一族でも怒ると思います。(そう思うと高松の述懐、本音的なものを聞けるのは、24歳以降の、高松が「育てたい」と望むキンちゃんなんだろうと思う。)
■夏コミ新刊は春入稿後から書いていたのがあるので、項数が一杯になってしまいました。今56項ありますが、半分くらいの長さでガツンと面白い物を描けないだろうかと思います。「内容の如何考えず書いて自分が楽しい物を」という欲があるので、無駄に厚い本にならないようにしたいです。
以下はスパーク向けに考えていた内容です。
■高松はミツヤの事を知っているのでしょうか。マジックはルーザー様の死後ルーザー様をタブーの様に扱っていた気がするので、先代筆頭暗殺者のミツヤは封印も封印だったのでは。ハレ・サビはミツヤの事「昔可愛がってくれたお兄ちゃん」と信じているでしょうし。ルーザー様もミツヤの事は黙っている気がします。
ルーザー様の中にはミツヤ的なもの、高松的なもの等混在しているのだろうなと思います。内包する衝動の晴らし方はミツヤが教えたのでしょうし、生きていく希望みたいなのは高松とキンちゃんがルーザー様に知らず知らず与えたのかなと思っています。
ルーザー様の内面の変遷。淡々としていますが、ルーザー様にも夢見た事とかあったと思います。その辺を香川の子と出会うあたりから本にしたいです。青の一族なのに普通に通学通勤していた時期もあったろうと思うと、案外ルーザー様は普通の人かもしれません。
→女手一つないまま生まれて父からもやや放置気味 →幽閉ギリギリの兄弟だけの狭い生活 →ミツヤと「兄さんのために頑張る」日々 →「ミツヤ」を封印するマジック
→屋敷にいにくいのか真面目に通学する →香川出身の子に学校で出会う →香川出身の子に崇拝される →香川出身の子・・・高松と科学をたしなむ →サビがジャンと「友達」になる、ジャンがまずい奴なのは分かったが、傍観する事数年
→「父親」になる事を決める →ジャンの問題をミツヤに教わった方法で片づけるがサビ自傷、ジャンを失った事でマジックも乱心
→「父親」であるためには、自分が「起こした」騒動を首を差し出してでも鎮めたいと思ったルーザー様。
(中略)
→秘石に起こされて目を開けたら、息子は荒れているし、高松は悪い子だし、小さい甥は反抗期。ルーザー様が知っている「鎮める」方法はただ一つ、(自分を含めて)悪者を倒す事。・・・父に手を上げるキンちゃん。 |
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