■仕事が忙しいです。癒しは風呂です。今月6月はルーザー様の誕生月であり、高松が彼の死の衝撃に耐えようとしていた頃でもあります。忙しくする事で何かを越えようと高松がしていたのなら、自分と彼は他人じゃないなと思います。
(医者に「その生き方じゃ心疾患になるね」と言われた自分は兎も角)高松だけは南国&PAPUWA後はルーザー様との思い出と、ルーザー様が残して行ってくれたキンちゃんと共に生きて幸せになって欲しいです。キンちゃんも両親に似て働き者なので、高松と支え合うといいと思います。
■ルーザー様が生きていたらという妄想です。高松はルーザー様と一緒にキンちゃん育てるでしょう。南国如き歪んだ関係でない高松とグンマが見たいなと思うのですが、「ささやかだけど両親と幸せに暮らすキンちゃんと、多忙なで富裕な政治家の一人息子グンマ」という変なテンプレを想像してしまうので、グンマにすまなく感じます。
金持ちの一人息子のグンマの屋敷に、従弟にあたるけど未来のグンマの「部下」であるキンちゃんは、「御学友」がてら遊びに行くと思いますが、逆はあるんでしょうか。ルーザー様も高松も忙しいから、自宅で「グンマ様」をもてなすのは大変でしょう。
■キンちゃんも「グンマ」については単なる親戚ではなく、両親同様「任務」の意味を帯びて付き合うと思うので、高松は「一緒におやつ」を取らせるにせよ一苦労でしょう。華奢なグンマの主治医としてマジックから信頼される高松だから、仕事ならスムーズにグンマに向き合えるけど、「貴方は(キンちゃんの)何なの?」とかグンマに改まって聞かれれば、感じる苦痛もあるでしょう。
高松手ずからの昼食だのおやつだの、キンちゃんがグンマに勧めても、グンマは高松の立場を分かっていて、あえて「キンちゃんのお家にはいい料理人がいるんだね」と言いそうです。正しい発言ですが、機嫌を悪くするだろうキンちゃんとルーザー様。(※南国のキンちゃんと同じで、グンマは「こいつがいるから僕は寂しいんだ」と高松を標的にしている)
■「お前が兄さんの子だから、僕や高松、キンタローはお前を持ち上げざるを得ないんだ。兄さんありきなのは僕も高松もキンタローも同じだ。僕等と同じ癖に、随分偉いんだなグンマ」とかルーザー様が怒ったら、グンマは泣くでしょう。グンマの立場だと「掛け値なしの愛情」は滅多に感じられない訳で、でもキンちゃんとの「友情」は本物だと、グンマに「他人のお前はどっか行け」と罵られながら、とりなそうとする高松とか。
「小さいグンマと小さいキンちゃんの友情物語」はあり得そうだけど、グンマがキンちゃんを「僕の従弟」とだけ見ているうちは駄目かなと思います。キンちゃんは「御学友」「未来の部下」であり、かつ「ルーザー叔父様と高松の愛する子供」でもある事をグンマが納得するまでは。
■南国のキャラの年齢についの雑感です。
・シンタロー24歳と言うのは少年漫画としては高めだと思う。剣心が28歳でギリギリだったと聞くが、小柄で童顔&女性顔なので気にならない。戊辰戦争との兼ね合いで仕方ない。
・シンタローの場合、当時の亜美ちゃんが同い年にしたいと思っただけなのが薄弱な設定だなと思う。パプワが6歳だから、島の生き物達と一緒に、南国のシンタローは「みんなのお兄さん」であったから受け入れられたけど、巻数が進むにしたがっておかしい点が多くなる。
・24歳で父子対決。コタは恐らく5年くらい幽閉状態って何なのだろう。シンタローは24年かかって父に対抗しえる力をつけたのではない。シンタローがマジックに「勝つ」シナリオがそもそもない。
・シンタローが14歳だったらへの対抗手段が「家出」でいいと思う。グンマも14歳で出自の真相解明、キンちゃんも思春期に表に出てこれたかもしれない。シンタローは自分を「大人だ」と言うが大人が家出か。14歳でも別によかったと思う。年齢一桁のキャラでも戦うキャラは戦う。
・PAPUWAでのシンタロー28歳総帥は、それはそれで迫力不足が否めない気がする。普段年齢設定なんてあんまり気にしない方だが、亜美ちゃんがやたら年齢にうるさいので、読んでいて気になる。43歳じゃ悪いのか。 |
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