madeingermany

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...... 2014年07月03日 の日記 ......
■ 時代   [ NO. 2014070301-1 ]
■漱石の彼岸過迄を読んでいます。漱石は草枕を書いていても猫を書いていても苦悶の人ですが、彼岸過迄の頃はまた別の苦悶に襲われていたなと思います。昔なら東京を脱出するかのように四国、九州へ行くとか、大学を辞めるとかした漱石ですが、小説家という立場から逃げないで苦しみを作品にしていくこの頃の姿が見える気がします。


■先週ルザ高・キン高のネタ練りに、横須賀に行って米海軍のイージス艦を見てきました。ガンマ団をイメージするのに東日本で一番近い場所だろうと思って、横須賀港見学をしました。日本の方の船の甲板には、週末らしく家族と一緒と思しい自衛隊の方がいて、和やかでした。

PAPUWAで高松とキンちゃんが作ったレーダーは完成しても姿を見せませんでしたが、もしかしたらイージスの盾みたいな感じかもしれません。(あの丸っこいガンマ団の飛空艦の側面に盾がついているのかもしれない)

マジックの事だからガンマ団は米軍並みの軍備でしょうから、イージスシステムがあるでしょう。高額な装備なので、ハレがたった三億持って出て行ったのはウソだろうと思います。亜美ちゃんの感覚では三億は大金でしょうが、ハレが乗って行った軍艦のためには足りるはずありません。

■■■

(キンちゃんは真面目にルーザー様と高松が配備した機器等を使いそうだけど、グンマはどうなんだろう。PAPUWAを見る限り、キンちゃんだけ実用的な機器を作って、グンマはキンちゃんと高松が作った設計図をアレンジ?して遊んでいるだけに見えてしまう。

南国アニメのグンマはちゃんと自分でメカを作って、戦っていたじゃないと思うけど、あれも設計図と機関を高松が作って、外装だけグンマが遊んでかぶせたんじゃないかと思えてきた。高松ならグンマに博士号を取らせるために、自分が論文を書いてしまうくらいしてしまいそうだ。キンちゃんにはちゃんと指導しそう。

そんなわけないじゃないと思うが、南国での高松のグンマへのいい加減さを思うと、否定する自信がなくなって来た。グンマは高松が隠居しても、今度はマジック、シン、キン、挙句コタにまで、甘えてもたれかかるだけに見える。)



雑感です。

■らんまを読み直していると時代、エポック、時の流れを感じる。古いとかでなくて、積み重ねみたいなもの。一見古そうに見えるらんまだけど、よく見ればヒロイン達の方が男乱馬よりたくましくて、女性の時代が来たんだなと思う。女性メインの作品と言うとセーラームーンだけど、徐々に女性の時代が来ていたんだなと思う。

■同人誌即売会に参加していても、新しい流れがいくつもあって、自分は乗り切れていないが、潮流は激しいなと思う。南国&PAPUWAも古い作品だけど、アニメの面白さは今でも輝いているので楽しむ分には障りないと思う。



■亜美ちゃんって、時代ムシな作家?だなあと思う。サブカルがドラクエ、鳥山明一色だった頃の時代に作家?になった名残が強いのかもしれないけど、セーラームーン、エヴァ等のエポックメイキング的な作品から孤立し、自分のしたい事しかしない体質なんだなと思う。当時のセーラームーン同人は未読だけど、女性が活躍するアニメ・漫画に興味のある人だとは思えない。

(ドラクエや鳥山明を亜美ちゃんが好きだったかというと疑問。当時ダントツにかっこいい絵柄の一つだったのは間違いないけど、亜美ちゃんはあの鳥山明ですらバカにしていそうで怖い。)


■ある時代がエヴァ一色だったからといって、闇雲にエヴァに染まるのが偉いとかはないし、エヴァに興味がない人もいると思う。でも、時代の流れ、読者の読みたいものや編集・雑誌・会社が求めているムードは、時代が求めているものでもあるし、同人ではあるまいしに、孤立は危険だと思った。

(真面目なアラシヤマより、なんかおかしいリキッドの方を正義だと思ってPAPUWA描いていたらしい亜美ちゃんなので、「自分のこだわりを大事にしながら読み手や編集と折り合う」なんてムリだ。サビはギリギリで「ああいう男だから仕方ない」と、物語の主要人物でないから諦めるけど、リキッドには尺割き過ぎだったと思う。)

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