■先日からエヴァについて書いてます。好きなキャラはアスカです。今週末箱根に旅行する予定がありまして、箱根と言えばエヴァだと頭が一杯でした。リアルタイムで見たわけではなく、当時好きだった他の漫画の数々がエヴァの影響を受けて出したのを見て、何事かと思って旧劇場版が終わった頃レンタルして一気に見ました。当時は大学でも、講義中に教授が講義の内容に関係ないのに、死海文書について語り出したものでした。
台風さえ何とかなれば、週末は箱根で過ごしたいです。高松本一冊目のキンちゃんのセリフに「高松と箱根に行って来た」というのがあって、竹淵は日帰りでしか行っていないなとずっと思っていて、そろそろ箱根を満喫したいです。ラリック美術館でオリエント急行の車両を見て、大涌谷でタマゴ食べるくらいでいいから行きたいです。温泉も好きです。
何故高松本一冊目のキンちゃんのセリフに箱根が出て来たかと言うと、東野圭吾で気弱な男性が「交際中」の美女を箱根一泊に誘うというのを思い出したからです。あとマジックの伊豆発言から。
■何故上記の東野小説の一泊デート先が箱根かと言えば。恐らく同じような温泉地でも伊豆・熱海・湯河原はJR東海道本線に近く、仲が不安定な男女の場合、展開が気に入らなければ女性一人でどうとでも帰れる場所です。箱根の場合、バスもロープウェーもケーブルカーもありますが、山の中なので日中なら兎も角、夜間女性が一人でプイと帰るのは難しいでしょう。都心から近い割に、城郭の如き温泉地であるのが箱根の特徴なのかもしれません。
高松は意地悪でずるい男なので、キンちゃんを独占できる場所を選んだかもしれませんが。キンちゃんは素直に「高松と休日を楽しみたい」という気持ちだと思うので、高松も箱根で心が洗われて帰って来るでしょう。
(高松は目の前のキンちゃんを心の中のルーザー様の様に神聖視したいとも思うし、グンマの様に半ば操作対象にしてみようと思うかもしれないけど。この子からの信頼は裏切れないと思う。)
エヴァ雑感ついでに。
■命は女性から生まれるものだから、人間関係の始まりは母と子であると言われます。仮に血縁上の母子でなくとも、与える与えられる関係が始まりと言うのは自分もそうだと思います。
エヴァっぽい、生まれた後で感じる母子一体感が自分は妙に好きで、正面から異性愛を創作するのは苦手です。高松なんて医者で教員で中身は完全に女性と言う、自分には格好の存在だったりします。グンマは高松を嫌ったり憎んだりする事も多いでしょうが、懐かしくてどうしても消えない匂いみたいなのを高松からもらったんだろうなと思います。
漫画を見ると亜美ちゃんは母から子への愛は拒絶の対象らしいです。何を拒否しても個人の自由だと思いますが、劇中でその辺の歪みを醜く見せるのはないです。
憎しみを作品に昇華させるのはありだと思いますが、女性全てを侮蔑する表現や、好みの男性?にあたかも母親がしてくれるかのような料理や洗濯、掃除をさせて悦に入るのは短めにして欲しかったです。
(南国のシンタローの家事姿は気にならないけど、リキッドの場合は嫌な意味で「家事しか出来ない、家事しか求められていない」感じがして困った。
マジックも高松も家事全般出来そうだし、実際家事好きそうだけど、彼等にとって家事と子供達が全てではない事は明らか。リキッドが本当の「お母さん」ならいざ知らず、自身を「男一匹」であると認識出来るのなら、リキッドには家事プラス他に、果たすべき使命が必要だったのでは。) |
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