■夏コミに向けて自分の周囲の事ではないのですが、珍事件が起きたので見守っています。何故、コミケで同人誌の配布の際に見本誌をスタッフさんに見てもらうかとか、そもそも同人活動ってなんだっけとか、思い返しました。自分は画力も構想力も足らないので毎回原稿に足掻くだけですが、同人誌にも「アシスタント」さんを動員するような大手?さんもあるのかもしれません。
今年も無事に三日間開催される事を切に願います。
(友人同士の合同誌というのはあると思うし、サークルと言うのは本来的に複数人のチームワークを指すのだけど、「どうか私にアシスタントさせて下さい」と周囲が願い出るサークル?さんもあるらしい?)
■亜美ちゃんもかつては同人活動をしてたそうですが、恐らく本の内容如何が論議になった事はそんなにないのではと思います。「内容の論議」以前の何かだから。商業誌の方の南国でのサビの過剰な扱い、PAPUWAでのリキッド至上主義、カミヨミでの帝月の唯我独尊ぶりを思うと、「亜美ちゃんが力入れた場面・キャラ程崩壊が激しい」事が分かり、御本人が残酷にいじめ抜いているキャラ達の方に親しみを感じる事があります。
「生みの親」から、ないがしろにされるためだけに生を受けたキャラ。イトウ君、タンノ君、コタ、アラシヤマ、ウマ子ちゃん、菊理姫&カミヨミの女性キャラ全員、エドガー、刃、ルーザー様、高松他のキャラが生き生きしている謎。チャン5もかえって亜美ちゃんには「いい加減(=編集さん主導)」に完結させていれば、佳作になりえたかもしれないです。
・・・南国&PAPUWAのグンマについて無理が多いなと思いました。覇王マジックの若い時の子供で両目秘石眼、シンタローやキンちゃんには「兄」にあたり、幼少期には天才科学者高松に師事したというポテンシャルの高さですが、何がどうしたのか。
多分
■PAPUWAでの「身内」への無闇な傾倒を思うに、「誰かと一緒にいる事」に依存があるのかと思う。高松がルーザー様の息子さん(この場合シンタロー)の側に他人ながらいたいがために、グンマを依存的な子供に仕上げた事が主な理由だろう。コタが自分なりに力をつけようと頑張る隣で、マジック、コタ、シンタロー、キンタローへの依存丸出しのグンマに悲しみを覚える。
■高松も無理ゲーを言い出したものだが、いくら本当の父子でも、マジックとシンタローの間にグンマが入るのは無理だろう。マジックはマジックで、シンタローはシンタローとしてグンマに接する事は出来ても、高松が思う様な「グンマの居場所」って絵空事に近かったと思う。愛しいルーザー様を、サビ達兄弟に年中「奪われていた」高松だから仕方ないけど。
■高松の場合、青の一族から自分が「他人であるのに」とても大事にされている事が分からないと言うとか。高松はよく働くから、「私は働きでもしなければルーザー様にもキンタロー様にも用無しの男」と思っていそうなんですが、南国後、怪我を心配してくれるキンちゃんの気持ちすら高松は受け入れられないかも。
そんな分からず屋の高松にイライラするキンちゃんが可愛いと言うか、「他人同士が出会って特別の存在になる」という少女漫画的な内容を43歳になって体験する高松が意外とピュアなのかなあとも。病院で高松の荷物とか持ってあげようとして、「そんな事をして頂いては」とか高松とキンちゃんがもめてそう。 |
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