madeingermany

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...... 2014年07月30日 の日記 ......
■ 御飯   [ NO. 2014073001-1 ]
谷崎源氏を読んでいます。玉鬘が髭黒の大将と結婚しました。愛人夕顔の娘を囲って、いやらしく自慢していた源氏が出し抜かれたので読んでてスッキリしました。髭黒の大将の正妻にすれば面倒な話ですが、彼女には父もいますし、夫に反撃を試みているのでスカッとします。

源氏がまた「自分は悪くない」と言うのでイラッとします。夕顔の死は源氏のせいだし、玉鬘を実父や兄弟達からも遠ざけるというアホらしさも源氏の選択なのに。

紫の上も時々出てきます。自分だけが源氏を独占していたのは遠い昔で、今は愛人が増える一方なので紫の上のストレスもピーク間近です。一夫多妻制が当時の普通ですが、髭黒の大将の本妻と言い、頭中将の本妻と言い、男達に言いたい事はあったのだなと思います。

源氏は見栄っ張りな男なので、愚痴や文句は受け付けません。紫の上他多数の女性達が源氏に養ってもらっているかもしれないけど、殺されてもいるなと思いました。(源氏が、頼れる親兄弟のいない弱い女性ばかり集めて後宮ごっこしているのにイラッとする。帝のつもりか?)



■以下は妄想です。既刊でもこの内容で一回書きましたが、また形を変えて書きたいです。

■南国後ドクターと暮らしたのち、伯父さんの家に迎えられるキンちゃん。伯父さんのカレー、従兄弟のシンタローの料理、従兄のグンマのスイーツ、ハレ叔父さんの美酒など、飲食には事欠かない家。(ここは竹淵の妄想ではないと思う)

■温かい歓迎のなか、「高松はどこだ」と辺りを見回すキンちゃん。シンタロー「医務室か生物室じゃねえの」。「高松はまだ仕事か」と納得するキンちゃん。(この辺から妄想)

■いくら待っても伯父さんの家に姿を見せない高松。生まれた時みたいに一人ぼっちにされたと、医務室の高松に怒りに行くキンちゃん。「伯父様の家が貴方の家だから、血縁でない私は一緒にお屋敷には行ってあげられない」とキンちゃんを説得する高松。



■今までグンマをダシにシンタローの誕生会などの団欒に、ゴリ押しで首を突っ込んできた高松が、キンちゃんの登場とほぼ同時に知らぬ存ぜぬになったのは、「私が出しゃばってはキンタロー様が恥をかく」と考え直したからでは。

高松がマジック達に気を使うと思えないので、新総帥のシンタローとキンちゃんが上手く行くようにとの高松の配慮なのだと思います。キンちゃんがお気遣いの紳士とまで呼ばれる様になったのは、ママの振る舞いを見ての事なのかも。

昔父が高松にしてあげた様に、「書庫の整理」「温室を見て欲しい」「気分がすぐれない」等言い訳を見つけてあげると彼も屋敷に来やすいと分かり、シンタローに見咎められない程度に高松を招くキンちゃん(コタが昏睡中なので医者が遊んでいる姿を見られるのはまずい)




■南国アニメでいいなと思うのは「この島楽しそう」「ガンマ団って楽しそう」と思わせる所です。秘石を奪いに来たはずのお兄さん達が、何故か野球に興じる不思議アニメ。女性不在の点も、アニマル&いい年のお兄さん達と言う笑いを生むコンビネーションでいい方に転んだと思います。

(亜美ちゃんは自分の漫画に「健全な笑い」すら求めていないと思う。アラシヤマがよくそうされる様に「あざ笑う」のは亜美ちゃんの好きな事らしいけど。)

■南国アニメでよく出ていたフルーツ、うどん、ラーメン等も美味しそうでした。梨とかスイカとか。

(漫画PAPUWAでも食品がよく出て来る。アラシヤマの八つ橋はいいけど、カカオからチョコとか、電気もないのに高級洋菓子とか、「美味しそう」というより荒唐無稽で空しい。心戦組元ネタとして屯所餅・壬生菜ならまだしも。)

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