madeingermany

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...... 2014年08月17日 の日記 ......
■ 帰ってから   [ NO. 2014081701-1 ]
夏コミから帰って来ました。会場にての配布中や、お求めになった本等についてお気づきの事がありましたら、メールにご連絡下さい。

同じA5サイズで項数もほぼ同じ、内容も高松一色の本がスパークでは7冊存在する事になるので、もし「買ったけど、これ持ってた」と言う方は、おしゃって頂けば対応いたします。冬コミも高松で申し込むので、そのうち既刊・新刊合わせて、高松本が二桁になると思います。


25年刊
「ユニバーサルドクター」春コミ
「お医者と紳士の本」夏大阪
「119」スパーク 「本日休診」冬コミ
26年刊
「その医者とダイコンは俺の家族だ」春コミ
「ルーザーさんち」夏コミ

madeingermany193@yahoo.co.jp
(竹淵/madeingermany)

以下は雑感です。

■自分が昔好きだった商業誌の女性少女漫画家がコミケにサークル参加していたと聞きます。少女達が憧れた可愛いヒロインで18禁だそうですが、内容より、この暑いのに始発組、サークルチケット所持組が数時間並んだらしい事に驚きます。青春さんでもそこまで並ばなかった気が。


■この数日読んだ本順不同

・「人はなぜ傷つくのか」「SとMの人間学」「なぜ人は怒るのか」。いずれも新書なので、簡単に読めました。スパークで「シンタローに怒りを向けるキンちゃん」を書き(描き)たいので参考にします。

自分は「同世代」「異性」が苦手です。「自分の分からないものが苦手」というなら、同世代は大丈夫のはずですが、今でいう「中学デビューでくじける」に近い体験や、異性間・同世代間にいい思い出が少ないせいでしょう。何をされたわけではありませんが。

そんな訳で、自分の本では高松に愛育されるばかりのキンちゃんが続きます。源氏の花散里の如く、花の盛りも幸せな時期もとっくに過ぎた彼女の、愛した源氏の息子を世話して日々暮らすのがいいなと思いました。

(落葉の宮の件で世間を騒がせた夕霧に対し、そっと問い質す彼女がよかった。雲居の雁ともめた時も、「花散里が風邪をひいて」と濁す夕霧。)



・谷崎訳源氏御法の帖、紫の上が亡くなってしまい、消沈する源氏。前後して夕霧が求愛していた落葉の宮の母も死去。心が千千に乱れる彼女への地の文曰く、「親子でもそこまで思いかわすのはよくない」。

災害や疫病、政変、嫌な事、辛い事ばかりの平安時代故の考えともいえるし、現代でも言える心構えかもしれません。源氏は紫の上を失って立ち直りませんでした。源氏を、あの高慢で好きものでタラシで、息子も呆れる女好きの源氏を支えていたのは彼女一人だったのだとよく分かりました。
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