高松本が6冊になりました。全て高松本なので、6冊は基本的に同じものです。サイズ、大まかな項数、配布価格、中身が漫画と小説である点も同じです。
ただどんどん甘くなっているので、スパークで冷まそうと思います。キンちゃんに反抗期される高松とか。(駄目だ「ママの馬鹿」とか言ってる可愛い男の子にしか見えない。)以下は発行順に既刊の概要です。「ルーザーさんち」が夏コミ新刊です。
「ユニバーサルドクター」 ■科学者の高松なのだからクールでニヒルに行こうと思って、ルザ高も高松の片思い。項数が進むとキン高。
「お医者と紳士の本」 ■ルザ高でキン高になる。ルーザー様が生きていたらこうかなあと思い、妄想の「ルーザー家」が始まる。
「119」 ■ルーザー様は冷たい方という根底が覆る。この時期谷崎をむさぼり読んでいた。ナースコス高松&キン。
「本日休診」 ■ルザ高で学園ものを妄想。高松は学生結婚したらしい。安定のキン高、コタロー・シンタロー雑感など
「その医者とダイコンは俺の家族だ」 ■タイトル通り、父と父の部下と植物達と楽しく暮らしているキンタロー坊ちゃまの話。描いてて楽しい。
「ルーザーさんち」 ■四国妄想。前述より続く「ルーザーさんち」の話。劇中ベースのキン高、勉強に恋に頑張るキンタロー様。
■夏コミ参加から通常の生活に戻って来ました。夏コミと言っても自分は零細サークルなので、普段の給料から何とか工面して、印刷代や移動代他にします。
ネットを見ていたら。先日日誌で書いた、自分が好きだった商業少女漫画家の「お金の流れ」的な話を見つけました。普段の給料は並、生活費と趣味で手一杯の自分とは違うだろうなあと思って読んでいましたら、夏コミ一日で、我々の業種の年収以上稼いでいたそうです。
(そう思うと90年代に最盛期だった亜美ちゃんの商業・同人活動による収入は結構派手だったのではと思う。ただ、戦艦に乗って家出したハレの所持金が三億では、艦の維持にすら足らないので、そういう「お金」の知識には興味なかったらしい。
全然関係ないが、日本が採用している軍事的防衛システム・イージス艦はとても高額。年間維持費だけでも40億かかるらしい。ガンマ団は軍事代行会社、青の一族はお金持ちで戦うのが好きと言うなら、「装備に金かけてます」という描写があってもよかった。
軍事は分業が基本であり、総帥自らが出撃なのは漫画だからいいとしても、補佐官のキンちゃんが開発課も兼ねていることに苦笑。もしかしてガンマ団&青の一族は軍事界隈から無視されていて、仕方なく自前で開発しているのかと疑う。)
■同人活動に「稼ぐ」なんて、とんでもない言い回しなのは分かっています。高松本を出すために日々通勤している様な自分には想像を越えた話です。我々の業種だと、管理職になれる人は少なく、働く時間は長く、若い人も採用されにくいので、趣味が癒しです。
我々は「給料」があり、そこから「貯蓄・健康保険・生活費その他」に割き、そして趣味ですが。例えば上記のプロなのに夏コミで「稼いだ」女性少女漫画家さんは「同人活動」が多額の現金になるので、お金の流れも労力の割き方も勤め人とは異なります。
「絵の上手い人は違うなあ」と思う事はよくありますが、根底から収支の流れも思考も労力の配分も異なると思うと、異世界過ぎて昔みたいにひたすら憧れる事は難しそうです。 |
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