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...... 2014年09月04日 の日記 ......
■ エヴァ雑感   [ NO. 2014090401-1 ]
エヴァのテレビアニメシリーズの21話辺りを見ています。以下は雑感です。感情的になっている面もありますので、お許し下さい。

■冬月先生、鴨川でビール飲みましょう。箱根での湖畔散策にお供します。先生には箱根がよく似合います。ネルフの制服姿も素敵ですが、普通のスーツ姿、白衣姿も御馳走様でした。ユイの座る椅子に置かれた先生の手から、先生のお気持ちを察します。

白衣の似合うナイスミドルが好物です。亜美ちゃんも父親がモデルのキャラは美味しく描いている気がします。Qで70代になった先生の健康が案じられますが、ユイの思いの行く末を見守ろうとする気合いを先生から感じます。


■ゲンドウが冬月先生の人柄に満足する場面があります。潔癖で知性的、探究心旺盛な所が気に入ったのでしょうか。白衣キャラの特徴に専門職として自立しているというイメージがあります。周囲に頼る事少なく、自分の意思や価値観で生きる人がゲンドウは好きなのかもしれません。調和を重んじて、弱さを隠す様に群れて生きる事がゲンドウは苦手なのかも。

身近な女性科学者に次々と手を出すゲンドウは、孤独な彼女達の内面を知り尽くしていそうです。自分を好いてくれたユイには恩知らず、ナオコには自殺に追い込むほどの侮蔑、そしてレイ・リっちゃんには裏切りを選ばせる、ゲンドウの非道さですが。





■ミサトは同性に共感しないらしい。幼い頃に母と別れた事が大きいのだと思う。葛城博士と離婚した母のその後は語られないけど、失語状態のミサトの側にいなかったので、再婚して別の家族と暮らしているのか、セカンドインパクトで他界したのか。ミサトで大学でリツコに近寄ったのも、リツコが「自分より寂しそうで哀れな女」に見えたからだと思う。

グラマーで美人、明朗で明晰な自分は彼氏もいるけど、リツコは浮いていて可哀そうだとか思ったんだろうか。ミサトがリツコ以外の普通の女子大生達に親交を求めていなかったのなら、そんな気がした。結婚式に呼ばれているので、そんな事ないと思うけど。

「ネコで寂しさ紛らわせている」というミサトからリツコへの言葉で、普段からミサトはリツコを軽蔑しているんだなと思った。リツコもミサトに苦言はあるが、母親と親しかったリツコは、同性のよしみでミサトにそこまできつい感情はないと思う。



■ミサトがセカンドインパクト後に自我を取り戻したのは、ミサトが第二次性徴を迎え、女らしい体になり、周囲の目が変わった事からかもしれない。明るく強気に振る舞えば異性からの目も変わるし、シンジに自分のバストを強調した写真を送りつけた事からも、「男は皆アタシに夢中」という意識が垣間見える。マコトが凡例かも。女性が男性に、クリーニングしてあるとはいえ、自分の衣類を持ってこさせるって。

ミサトのセックスアピール、見栄えがして男好きのする性格は、同性には無効になる。本来ミサトが心を寄せるべきだった少女パイロットであるレイ、アスカがネグレクトされているのはそのせいか。


■月経のアスカに「二日目だから大変」というミサトからは、「アスカの不調は上司のアタシのせいじゃない、未熟で傲慢で我儘で、全く可愛げがない上に身の程を知らないバカな女であるアスカが悪い、シンちゃんならアタシをもっと頼る」という訴えを感じる。レイ、アスカがミサトに母の影を探すかと言うと、仮に探した所でこっぴどく拒絶されそう。

アスカは自称監督者、保護者であるミサトからのサポートなく、不安を使徒に勘付かれて瀕死。レイも自死。まだ若いミサトに親代わりなんてムリだという弁護が出来るけど、シンジの事は公私にわたり逆セクハラも惜しまず偏愛しているので(略)。

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