madeingermany

[PREV] [NEXT]
...... 2014年10月01日 の日記 ......
■ ルザ高という学園もの   [ NO. 2014100101-1 ]
■エヴァのユイについて考えていました。冬月先生との会話からすると、ユイは自身がエヴァに取り込まれる事を想定していたようです。シンジの生きる世界を見守るために名乗りを挙げたと思われますが、初号機がなければ起こせない奇跡の数々を思えど、ユイの消失による周囲の人達の悲しみは、避けようがありません。

シンジもユイの真意を知らず、殻に閉じこもり、ゲンドウもますます硬化していきます。冬月先生は沈黙を守りますが、先生は初号機が起こす一連の奇跡が分かっていたのでしょう。ユイも葛城博士の様に、巨視的に人を愛する方のようです。

ミサトはシンジに口から出まかせの様に、「父が苦手」「にぎやかな席は慣れない?」と言ってないで、本心では父より母の方を否定している事に気が付いてくれないでしょうか。ミサトが一向に家庭的でない理由はその辺からだと思うので。



科学者と愛し合うのはかくも難しいと、拙宅のキンタローが言っていました。対象をどこまでも理解しようとする科学者の態度は、同時に「自分はこんな人間」というのも赤裸々にぶちまけている訳で。その姿を「自分の夢だけに閉じこもる」とミサトは感じた様ですが、「科学者」同士なら、素っ裸で愛し合うのと同等、もしくはそれ以上のものが待っているのだと、キンちゃんは高松に教えてもらったそうです。

ルザ高も同じでしょうか。高松の「科学」はルーザー様由来なので、形而上のルザ高は不可分なんだろうなと思います。



■ルザ高について。「大人しい高松君と肉食ルーザー様」としても、高松が大人しいのは上っ面だけです。ルーザー様は兄にまで散々言われていますが、周囲を大切にされる方です。冬コミに受かったら、「ルザ高フロンティア(仮)」が出したいです。キン高の方が、最初から母子一体の様相なので書き(描き)やすいのですが、全てはルーザー様に端を発するので。


・ルーザー様に会う前の高松は、超がつく程の野心家だったと思う。特異体質故にガンマ団に流れて来た訳ではないだろうから、香川で普通に成人するのを彼自身が拒んだ気がする。

・サビと並んで首席争いをしている高松に興味を持ったルーザー様が、初めて高松と顔を合わせたのは、高松が特異体質の無い自分の限界を知り、やさぐれて授業サボって校舎裏で煙草吸ってた時だと思う。

・努力と言う才能があるのにやさぐれてる高松に、指導してやろうという気を起こしたルーザー様。マイフェアレディと言う訳ではなく、使用人募集中だっただけかも。



・自分より傲慢かつ努力する男に初めて出会った高松。秘石眼や莫大な財産を駆使しなくとも、科学者として働いているルーザー様を自分の目標にしリスタート。

・使用人として振る舞えば、いつでもどこでもルーザー様の側にいられる事を知った高松。「ルーザー様の様な科学者になりたい」気持ちは本当だが、「もっとルーザー様の近くにいたい」気持ちも沸く。

・不良学生だった高松が、優秀だけどキャラの濃いルーザー先輩に出会って、変わっていく話とすれば少女漫画っぽい。何事もなく、キンちゃん誕生まで話が続かないだろうか。いいママとして育児に励む高松に、ルーザー様から「お前みたいな校則破りが模範的になるなんてな」とか言ってあげて欲しい。(妄想)



そろそろ昔読んだ少女漫画を思い出せなくなりそうなので、10代の気持ちでルザ高を妄想してみようと思うと同時に。高松もルーザー様も、竹淵が想像出来る様な10代じゃないなと思いました。自分は10代の頃、前半でアニメ・漫画オタクになり、後半で三国志オタクとして大学受験に挑んだくらいです。

もっと普通の10代らしい恋愛、学生生活をしておけばよかったと、ルザ高を妄想しながら思いました。自分の10代の頃を美化するのはおこがましいので、高松というキャラ、ルーザー様と言うお方についての考察を深める事にします。(10〜20代らしい初々しさなんて過去、自分にあったかさえ分からなくなった。)

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: