madeingermany

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...... 2014年10月23日 の日記 ......
■ キン高妄想   [ NO. 2014102301-1 ]
■自分にはプライドもイデオロギーもない気がします。もともとしたい事なら迷わずする、取り組むうえで分かる事があるだろうと、小説を書き出す時の谷崎の様な人生でした。

流石に大学入学あたりは気取る気があったらしいですが、学部で「プレ研究者」だった時、全然うまく行かずうんうん言っていたら、教授が「泥にまみれて、恥もかいて研究するんだ」とか言ってくれました。成績は悪かったですが、4年間いい教授につけたと思っています。

広義ではルーザー様、高松、キンちゃんの性格が分かる気がします。したい事のある人が好きです。ルーザー様が生きていたら、3人で研究に励んでいたでしょう。



■キン高の痛い妄想です。

・キンちゃんは南国後、シンタローの補佐として有能に働くと思う。かつてルーザー様が望んだように、兄弟の子供同士が協力する光景に満足する高松。

・南国で暴れん坊だったキンちゃんが、南国内で人の話聞けるくらい落ち着いたのは、シンタローを殴って排除してまで「親の愛」を奪おうとしなくても、自分にも素晴らしいパパ(とママ)がいる事を知ったからだと思う。



・自分の置かれている孤独な状況への怒りや、周囲への不審を態度に出すのがキンちゃんだと思う。グンマも高松その他に疎外感や不信感をずっと抱いていたと思うけど、壁を蹴破る事が出来ない。グンマは他人の裏の裏を読むのだと思う。高松の笑顔の後ろにある恐ろしいものを、グンマは気が付いていたと思う。だからグンマは高松と衝突する事が出来ない。

・周囲にシンタローやサビ、ミヤギ達がいて、自分が調子悪くて皆の同情が自分に集まっている時、初めて、高松の自分の父について尋ねたグンマ。高松と一騎打ちしたら負ける、高松は自分の質問など右に左に逃げて、「父」の事を触れようとしない事をグンマは知っているのだと思う。それは高松が極悪人だからでもあるし、高松にグンマより大事なものがあるからかもしれない。



・高松が純粋なキンちゃんを口八丁手八丁で誘導したとも思えるけど、もう伝わったのは言葉じゃない思う。キンちゃんは高松の中のパパの姿が見えたから大人しくなったのだと思う。ルーザー様ったら高松に手を上げるけど、キンちゃんが「お前なんか父親じゃない」と怒ったのは、「自分と高松を愛してくれるパパ」の姿をイメージ出来ていたからだと思う。ルザ高でキン高。

・キンちゃんの自立心を固めるためにも、言い訳しながら姿を消す高松。何故グンマとは何十年も一緒にいて、キンちゃんとはサラッと別れるのかと言うと、自分がキンちゃんに不要にくっついていてもキンちゃんによくないから。グンマは?と思うが、南国で高松が執着していたのはグンマでなくて、シンタロー(※ルーザー様の息子)だと思っている。



・急にママが去る事で、キンちゃんは多少は不安定になるだろうけど、怒ったりすねたりする程でもなく前向きだと思う。居場所が離れたくらいで高松が自分の事を忘れるはずはないし、それだけ濃密に何か月も高松と過ごしたから。高松に教わった事を試したいし、高松には会いに行けばいいのだし、やる気十分のキンタロー様。

・グンマは「高松なんて側にいなきゃそれまで」と思ってそう。「(ルーザー様の息子の)側にいる事」に執着した高松の影響だと思うけど、グンマの考えが、「弟でも寝たきりならウソの家族」「血縁でも遠くにいれば他人同然」と、怖い考えになっていった気がする。グンマの想像する家族のテンプレが、結局南国で自分にベタベタしていた高松の姿なのだなと思うと、つくづく高松は悪い奴だと思う。

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