■妄想です。何事もなく父と高松に育てられるキンちゃんと、マジックの側で育つグンマ、という妄想にとりつかれています。マジックは幼いグンマとどう接するのでしょう。ハレとは何でも話せても、グンマが相手だとマジックは淡々としていそうです。父に飽き足らず、同年同性のキンちゃんを相棒?にして生きるグンマを想像しましたが、そういう女の子いそうです。
ルーザー様の躾けは「兄さんの役に立て」が第一だと思うので、前田利家の様な少年期のキンちゃん。
■雑感です。政治的理由その他で独身だった国王などはいなくないなと思いました。エリザベス一世は政治的理由、エカテリーナ二世は夫を追放しての即位なので、一応シングルです。フリードリヒ二世には立派なお妃がいますが彼自身の理由で子供はいないそうです。全く個人的な理由でバイエルンのルートヴィヒ二世も単身者でした。
何が言いたいのかといいますと、権力者で単身者というと、夫と対立したとか、正式に誰かと結婚すれば本当に政治が混乱する立場であるとか。又は大王やバイエルン王の様な超個人的な理由だとかでしょうか。ドイツには小さい王国が沢山あるので、「どうしても嫡子を」という雰囲気が薄いのかもしれません。
PAPUWAで明らかになった青の一族の目玉が飛び出る様な設定は、「歴々の男達には政治的な理由で愛妾しかいなかった」と読み替えればあり得そうですが、それすら許さない感じです。政治的理由で単身を貫ける人って、ドイツみたいに王家がいくつもある場合はあり得ます。青の一族がドイツ系なら何とか納得出来ますけれども、英国は比較的田舎なので、どう読み替えても筋は通りません。
柴田亜美がイメージできる軍は、恐らくWW2の日本の陸軍だと思うので、さかのぼればドイツ系です。WW1の日本軍ならまだいいのに。劇中での戦いのイメージの根源はドイツ帝国(プロイセン)なのに、アメリカ趣味?、サッカーブームで英国?、少女趣味も添加されおフランス風味?と混乱が激しいです。
■高松は嘘つきだと思いますが、自分の初恋の人は大嘘つきでした。初恋と言うか嘘と言うか、あくまで二次元の話でして、横光三国志の孔明でした。大学卒論も三国志です。嘘つきと言うとセーラームーンアニメ無印の、ネフライトとなるちゃんみたいな切ない嘘の物語もありますが、高松にはああいう可憐な嘘・・・。
(ネフライトのなるちゃんについた嘘は、「自分は一般人のふりして君に近づき、利用しようとしていた。すまない。」という、使命と恋の狭間にあったもの。なるちゃんはネフライトをかばい、理解を示すが戦いで彼は絶命する。チョコレートパフェのお話はセーラームーンシリーズの中でも白眉。
・・・高松のついた嘘は24年間一緒にいたグンマに対し、「私には他に好きな人がいるんです。死ぬならその人とその人の子供のために死にたい。真実は無責任な誰かがいつか適当に貴方に告げるでしょう。」という厚顔無恥なもの。今のグンマの幸せを守るための嘘ではなく、自分の昔の恋に固執した芝居だったのでは。)
■孔明のついた嘘。政治的、戦略的理由もあるので彼の性格云々ではないと思うけど。
・魏が献帝を殺した。 (漢から魏への禅譲が正しい。献帝は魏建国後も生きている。しかし魏が正統な後継者であると、蜀漢の意味がなくなるのでつかれた嘘。)
・蜀漢が漢の正当な後継者である。劉備は漢室関係者。(姓が劉の人なんて何億人いるんだ。)
・漢を滅ぼした魏を罰するために、北伐を行う。(蜀にそんな国力ないので、あくまで丞相孔明の発した国威高揚キャンペーンみたいなものなんだが。)
・外、三国志演義的な孔明のついた嘘なら山ほどある。 |
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