■風と共に去りぬを読んでいます。長い小説が読みたくなりました。粗筋は有名ですが今まで読んだ事がありません。宝塚歌劇や映画も未試聴です。強情な性格の人が好きです。アメリカ南部と言うと、南北戦争に勝利したのが北部だから、奴隷をこき使った悪い人達という見方の方が強いと思いますが、タラ農園の描写を読むと、そんな印象が薄れていきます。
■疲れているので妄想三昧です。数年前リア充になるとか思い立ってあれこれ整理しようとしたら、魂の抜け殻になりました。自分の半分以上は妄想で出来ているのだと知りました。
生きていれば嫌な事も辛い事もあると思いますが、「よし、ネタにしよう」と思うと元気になれます。高松本一冊目外何冊かで、治療中・入院中の高松を書いた(描いた)のですが、昔、開腹手術を受けてしばらく痛みがつきまとった時の事を思い出しながら書き(描き)ました。
ルーザー様存命パラレル妄想です。
■南国後、キンちゃんとグンマが高松に「一人で出来る」と言い張って高松を追い出したらしいが、高松はキンちゃんにそんな事言われたら、悲しくなる前に「キンタロー様が大人になられた」と喜び、ルーザー様の墓前に報告しそう。
■キンちゃんはママとの信頼関係が完成された故の第一次反抗期だとして、グンマは大人としてのズルさ、高松譲りの人の悪さを見せて来た気がする。
グンマの幸せって何だろうと思う。ライオンお祖父様やマジックの如く両目秘石眼である男なのだから、暴力と権力を極める喜びを知らないと、青の一族としては幸せになれないかもしれない。グンマが心から優しく穏やかな子ならいいけど、グンマは内面の暴力性を「一人ぼっちになりたくない」という一念で抑え込んでいるだけのような気がする。相手の体躯を噛み千切り、むさぼり食う様な快楽、グンマは妄想する事があるんだろうか。高松相手にならしてそう。
■南国後、キンちゃんとグンマは大人になったというより、赤ちゃんが少年になったくらいの成長だと思う。よって、もしルーザー様が生きていて、高松を伴い幼いキンちゃんと暮らし、グンマはマジックの豪邸で暮らしていたとして。多分グンマはキンちゃんを巻き込んで、「一人で出来る」とか言って、一騒動起こしそう。
■士官学校初等部入学時、寮に入りたいと言い出すグンマ。自分達は幼少時代から子供だけで過ごして来たので、グンマが一人で暮らすとか言い出しても、反対しないマジック。何故かキンちゃんも、いつのまにかパパと高松のいる家から引き離され、グンマと学校の寮に入る事に。
寮には寮監も看護師も料理番も警備員もいるから、一応子供だけでも生活出来るけれども、心配な高松。グンマが寮に入ると言うから、自分の息子をグンマの世話係に突き出す事にためらいのないルーザー様。
キンちゃんに気が気でなく、仕事は辛うじてするが、家に帰っても上の空で、ルーザー様の相手も機嫌よく出来なくなった高松。事の重大さに気がついて、キンちゃんを案じだすルーザー様。
一通りの家事は高松に教えてもらっているけど、グンマの食べた皿とか、グンマの脱いだ服とか片づけても、笑顔で褒めてくれる高松はいないし、怖いけど自分の事を考えてくれるパパもいないしで、鬱々とするキンちゃん。グンマはキンちゃんを巻き込んでの新生活に満悦。
とうとう高松がキンちゃんとの別れに耐えられなくなり、ルーザー様もやっと「子供だけで何かあったら取り返しがつかない」と気が付く。マジックに電話した上で、仕事が終わった後、初等部の寮に行ってみるルザ高。
部屋の様子、ベッドや衣類、下着の様子から、2人が2人、夜尿症をぶり返していた事に気が付く高松。ルーザー様がキンちゃんを叱ろうとするのを止めさせ、グンマを新天地から元の豪邸へ、キンちゃんも家に連れ帰り、しばらくはパパとママと一緒に寝させてくれたとか。 |
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