コミケ原稿始める前に、妄想を固めたく思います。既刊のタイトルにも「ルーザーさんち」とさせて頂き、本の舞台は大体研究所か、ルーザー様のいる所です。ルーザー様のいる所はサビの側か、戦場か土の下じゃないと思いますが、妄想なのでキンちゃんと高松の側です。
あくまで妄想なので、ルーザー様はたった一人で荒野にいそうという現状を忘れた訳ではありません。頭の中で想像上の「家族」への観念だけが増幅されたのかなとも思います。「僕は父の子だから兄弟のために暗殺をする」という意識が固定化したのかなと。
■自分は庶民なので、働く場所は普通の事務所で、住む家は築数十年の民家である。自分の職場や家を参考にしてルザ高プラスキンちゃんを書く（描く）のはいかがなものかと思うが、仕方ない。キンちゃんの様な元気な男の子も、ルーザー様の様な暴君も、高松の様な医療従事者も見回せば周囲にいるので、参考にさせて頂いている。
■ルーザー一家のいる研究所と家屋は、昔のＮＫＨアニメ「ヤダモン」を参考にしている。目に焼き付ける様にして見たアニメなので忘れようがない作品。
主人公のヤダモンが居候する家は、世界的に有名な研究者夫婦の家である。夫婦の息子のジャンが魔女の子のヤダモンと出会うお話。夫婦は一つの島全てが研究の場にしており、かつ家庭人でもある。
ルザ高とキンちゃんのイメージに合うかなと思う、というより選択肢の少ない自分にはマリア所長とエディ、ジャン達の記憶が濃い。パプワも幼年向けギャグ漫画・ギャグアニメだったとすれば、ＮＨＫの子供アニメであるヤダモンでもＯＫだろうか。愉快な、家庭向け作品のはずが、終盤加速して収拾付かない程ドロドロしていくあたりとかは同じかも。
ヤダモン→ヤダモンの死、魔女という種族の終わり
パプワ→これでもかという脈絡のない恣意的な死と暴力
所でヤダモンのルブラン家の家は、普通の二階建てである。家事はマリアが家事ロボットを使いながら行い、豪邸という感じはしない。よって自分の思うルザ高とキンちゃんの家も、家事は高松一人でもなんとかなる広さを考えている。マジック、グンマが住む家は、ハリウッドスターの様な家を想像している。使用人部屋があったり、プール、シアター、ヘリポートはあるだろう。マジックの生活上そうなるかなと思う。
■昔のお偉いさんや、武家、王家が大きな屋敷に住んでいたのは、彼等が気儘に社寺参拝して外食して、映画見てなんて出来なかったからだと思う。屋敷で娯楽まで用意できれば警護の面でもいいと思う。グンマも立場上、映画館行くより、護衛付きのホームシアターで見た方がいいだろう。
リアルな現在の公園として、新宿御苑や香川の栗林公園を思い出すが、あれも元は武家屋敷である。庶民ならその辺の桜や紅葉を楽しめばいいが、お偉いさんとなると何でも立派なものを用意し、かつお客を招いたりせねばなるまいと思う。マジックもそんな感じで。
■ルーザー様は自分で家を持つなら、豪邸は選ばなそう。大事な書類や機器は研究所で管理するとして、家は高松が警備システムや、巨大植物で管理できるくらいの規模でいいと思う。ボディーガードは自身と高松にはつけないと思うが、キンちゃんには父達が忙しければ士官学校にいたり、伯父様の家にいたりしてもらっていそう。
大金持ちの子のグンマと、庶民傾向のキンちゃんという構図を考えたけど、大金持ちの生活なんて自分には想像もつかないし、ルーザー様も国会議員くらいの財産は普通にあると思う。高松に学費って、普通の家庭は子供を大学に通わせるだけで青息吐息なのに。１０代だったルーザー様のポケットマネーって。
要は、ルザ高なので、高松が暮らしやすい家という事でいいと思う。高松はマジック、グンマのホームドクターでもあるだろうから、お屋敷に仕事で通う事はありそう。高松が「広い家に住みたい」と言えば別だろうけど、兄の家の様に、一日中使用人が働いている家はルーザー様も好まなそう。
気になるのはキンちゃんの安全なので、そこだけ兄の力を借りるんだろうか。そのキンちゃんも父から「グンマはお前が守れ」と言われていそう。ルーザー様は暗殺者なのだから、警護のプロでもあるのか。 |
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