■仕事で講演会を拝聴する事があったので行って来ました。講演された方のお一人は、地元の大病院の創設者の娘さんでした。ご自身も医師であり、病院の理事です。出産、子育てを経て働く、パワフルな生活模様を講演されていました。
嫌味でも何でもなく、親の職業を進んで口にする方は、親と同じ業種で成功した方である事が多いのではと思います。全く同じ業界でなくとも、親と同等と思われるくらい名が売れて成功し、今もバリバリ活躍している場合とか。又は売出し中であるとか。
親が教授であるとか、名医であるとか、子供からは余り多言しない気がします。周囲に騒がれて嫌な思いをするかもしれないですし、地方なら「父親が名医なら娘も医者になって地域に尽くして欲しい」という要望もあるでしょう。親も娘のためにあえて目立つような事はしないでしょうし(以下略)
■エヴァでミサトが男勝りに軍人をしているのは父と想像上で結ばれるためであり、リツコ博士が若い頃は素直に高名な科学者である母を尊敬していたのだと思うと、世代間の話はそれだけで膨大になるので、彼女一代の話になかなかたどり着けない気がします。
科学者であり医師であり、誇り高きガンマ団員である父と高松を尊敬するキンちゃんと、総帥という仕事におぼろげな印象しかまだないグンマの話とか妄想します。グンマは暴力と権力をふるう「悦び」に目覚めないと総帥&青の一族の長はつとまらない気がしますが、どうなんでしょう。(そういう力に魅入られているのが、ライオンお祖父さん、マジック、ミツヤなのかなとも)
■日誌っぽい事を書きます。夢をよく見まして、最近多いのが「学校に行く」夢です。一人暮らしを始める自分、新しい場所で学校に通い出す自分を繰り返し夢に見ます。夢を見ながら一方で起きているらしく、「いや待て、もう一度卒業、もう一度就活って大変過ぎるだろ」と思い出すと目が覚める様です。
今の仕事は定年まで勤めるつもりなので、あと数十年はこの町に住んで、同じ職場に通うつもりです。仕事上の小さい事はあれこれ変わると思いますが、定年まで働ける事がよくて選んだ仕事なので、変わらないと思います。
■学生時代は大学三回生くらいまでは夢を見ていて、小説家は大変そうだから歴史学者になる、そうでないなら昔の中国人の様に目指せ官僚とか思ってました。段々自分に夢にかなう才覚がない事が分かると、「なれる仕事」を真剣に考えざるを得なくなり、今の仕事に就きました。
今でも昔の同級生には、竹淵さんは漫画家とかそういう仕事に就くと思っていたと言われます。確かに大学ノートにあれこれ描き散らすのは好きでしたが、自分で全く新しい物語を創り、主人公の女の子?を活き活きと動かす自信はなかったです。二次創作の楽しみと、一次創作に向かう事の区別は、幼い頃から気が付いていた様です。
あと、自分を売り込むだけの才覚があるのなら、こんなにクラスで浮いたり、人間関係で辛くなったりするはずないと思ったので、早々に女性ながら「勤め人になろう」と思ったのかもしれません。
「お嫁さん」になろうとしなかったのは、当時から、異性に自分を売り込む才覚も皆無だったからでしょう。機敏でもないので「看護婦さん」とか目指さなくて正解だったと思います。「看護婦さん」は田舎で女性が安定して働ける職業の上位なんですが。
■同期でも出産や育児で、数年仕事から離れる人もあるので、とりあえず自分は毎日働く事が目標です。創作的な仕事ではないので、真面目なだけで何とか雇っていてくれるのが有難いです。夢の中では「学者さんになるんだ」とか言い張る自分がいるのですが、目が覚めていれば現実と向き合うしかありません。
漫画家、小説家、歴史学者とあれこれ夢見ている頃が楽しかったのかと言えばよく分かりませんが、怖いものがなかった時代だったのかもしれません。人間関係を作り、維持する力が皆無なのにその頃は気が付きませんでしたし、年齢に伴って体力が衰えるなんて夢にも思いませんでした。 |
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