■疲労困憊のキンちゃんと高松という取り合わせを、よく書き(描き)ます。今までの本7冊の全部に出ているのではと思います。あえてお疲れのキンちゃんを書いて(描いて)いるつもりはありませんが、一日働けば疲れ、一週間働けば疲れるのが人間かなと思います。
キンちゃんを癒すためなら、若い団員がお小遣いで買った日本酒を、入浴剤代わりに浴槽に注ぐくらいしそうな高松。
(※日本酒を入れたお風呂は疲労回復効果がある。越後湯沢駅構内のお風呂がそう。キンちゃんの場合、お気遣いの紳士だから、日本出身の団員にもらった日本酒がありそう。疲労に負けてキンちゃんが過度に飲んでしまう前に、有効活用する高松。日本酒好きな団員からブーイングが起きるが、入浴の効果も認められ、ガンマ団全体の仕事の効率が上がったとか上がらないとか。
若いせいか、平気で徹夜とかしてしまうキンちゃんが心配でならない。休んで、と普通の人が言っても聞かないと思うが、仕事のサポートが出来る高松が言えば、多少は聞くのではないだろうか。)
柴田亜美の漫画なら、「こんな仕事イヤでイヤでならないけど無理矢理させられている」という雰囲気の方がそれらしいと思います。仕事があるだけいいじゃないという突っ込みをしたら、殺されそうな感じの。仕事好きのキャラとして、カミヨミの丸木戸や、他の漫画にも学者キャラは結構いますが、自分の好きな彼等がことごとく変態扱いなので、仕事が嫌いなのが柴田亜美の価値観なのだろうと思います。
変態と言えば谷崎ですが。谷崎の変態性は、身近な女性に発揮される事が多いと思います。妻の姉妹に言い寄ったり、妻の血縁の女性を溺愛したりと、枚挙に暇がありません。多分、変態性を許してくれそうな相手にしか変態を発揮していないのではと思います。
谷崎は女性秘書に、ポルノまがいの口述をさせていたりと、書かれた小説が面白くなかったら、捕まりそうなことばかりしていますが。自分を痛めつけたり、知らない人に危害を加えるタイプの変態ではなく、家庭的な変態と言うべきか。(言ってて矛盾しているけど、谷崎は孤独な変態ではなかったと思う。)
■風邪ひいて喉が痛いです。しばらくはのど飴をなめて誤魔化していましたがどうにもならず、医者に行って呼吸器の薬をもらって来ました。熱や鼻水はほとんどなく、咳があるくらいです。ここ数日自宅がリフォームしていて、気を付けていたのですがホコリを吸っていた様です。
14日分の薬をもらったので、服用が終わるころには治っているといいと思います。明日の仕事は何とかこなします。部屋においてある空気清浄機が、どういうタイミングでヒートアップするのかいまいち分かりません。きっと空気が汚れているんだと思って表示を見ても、ブルーだったりします。
連休で、仕事の感覚が薄れていくのが怖いです。原稿中は、原稿の合間に仕事をしている感じですが、ガンマ団員でも医者でもない自分の足の着く所は別にあるので、ある程度満たされると現実に帰りたくなります。原稿中、そこまでトリップしている自覚は流石にないですし、イベントの最中に我に返る事も多いので、現実と妄想の繰り返しです。 |
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