madeingermany

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...... 2014年12月01日 の日記 ......
■ 冬コミ入稿しました。   [ NO. 2014120101-1 ]
■高松新刊を入稿しました。職場の昼休みに郵便で出して来ました。表題は「ルザ高雪譜」、漫画と小説の本です。よろしくお願いします」。

春コミは高松の懺悔話かもしれません。高松はキンちゃんをマジックに預けた時から、ずっと懺悔していたと思います。自分の本では、復活したキンちゃんの力になる事が高松の謝罪だと思い、明るく前向きな漫画や小説にしたつもりです。

でも誰に向かって高松は許しを乞うのでしょう。グンマは衝撃の南国後では高松から逃げるでしょう。キンちゃんは自分を愛してくれる高松の姿しか分かりません。マジックにしてもシンタローの事しか頭にないので、高松の謝罪に余り興味ないのでは。高松が神仏を真面目に拝むとも思えません。



やはり高松の懺悔の相手はルーザー様なのだろうなと思います。ルーザー様は、高松は自分が死んでも兄に尽くし、キンちゃんを育てると思ったのかもしれませんが、ルーザー様を失った高松の絶望は言語に絶します。

・・・埋葬し直されたルーザー様のお墓に行こうとするキンちゃん。正式にガンマ団入りする事になった時くらいに。高松を連れて行こうとするけど、ご一族と行って欲しいと拒む高松、怪我がまだ痛むのかと案じるキンちゃん、ちょっと怒り気味。

ルーザー様に会わせる顔がないという高松。ゴタゴタキン高。英国?まで高松を引きずって行くキンちゃんと、半月くらい英国に滞在して気を取り直す高松。私はヨーロッパだとフランス、ドイツ、スイス、スペインは見た事がありますが、英国はないです。高松なのでスイスが似合いそうです。懺悔話なのに、チーズフォンデュを食べるキン高の話になる予感が今からします。





■昔から古いものが好きで、歴史小説を読んだり、お城や文豪が行ったと言う温泉へ旅行したりするのが好きです。二次元で楽しめばいい所を、三次元にまで持ち込むのがたまらなく好きで、年齢的に加減を知らざるを得ない今になっても、湯沢の康成の泊まった宿に行ったりします。

歴女であり、年を食った文学少女なのだと言えば聞こえがいいですが。有名な人や事物に、自分が特別の関係があると思い込むという疾患の症例があるらしいので、半ばそうじゃないかなと思います。

自分は漱石の生まれ変わりだと言い出すとか、流石にそこまではやりませんが、漱石と縁のある早稲田くらいになら散歩に行きました。鉄に目覚めない頃だったので、東西線の感覚が分からず、延々歩いた気がします。漱石の眠る雑司ケ谷にも、地下鉄の駅はありますが墓地まで遠く感じました。あの漱石には鏡子さんという伴侶がいたのだと感じ、何だか安心しました。

お城も温泉も観光地もお客を呼んでいるのですから、私の様な者が行ってもかまわないと思います。楽しむために毎日働いているのですから。何かを好きでいる事は続けていいのだと思いました。




何かを好きになる気持ちだけは自由。例え自分でも、素敵なものを見つけた事は幸せな事なのだと信じてました。でも寂しさを募らせるから、本来異世界である二次元を友達にして、三次元を生き抜こうとしているのかもしれないと思いました。

だから南国で自分勝手に暴れるキンちゃんと、手を差し伸べる高松が好きなのですが、多分この2人のイメージが今の自分の支えのほとんどかもしれません。あとルーザー様。

自分は三次元に生まれたので、歴史上の人物や漫画のキャラと知り合いになる事は出来ません。脳はだまされやすいから、「自分をこんなに分かってくれる人がいる」という妄想をしているのかもしれません。二次元や原稿にのめり込み過ぎると、どちらが自分の世界か分からなくなりますが、ある程度なら混乱している方が生きやすいのかもしれません。

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