madeingermany

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...... 2015年01月02日 の日記 ......
■ 恐怖   [ NO. 2015010202-1 ]
ルーザー様の事を考えていました。ハレのペットの小鳥を握りつぶす男ですが、その行動の理由は何なのかと。単に、今のPAPUWAのキンちゃんの様に世間知らずなだけなのかもしれませんが。

麗しき四兄弟像に水を差すつもりはありません。ですが四人は一つだなんて信じていたのはルーザー様お一人だった気がします。ルザ高は四兄弟の睦まじさの前には無力ですが、家族愛はイリュージョンに過ぎないとも言えるなら、もしかしたら、かつてルーザー様のお近くに高松の居場所があったのかもしれません。

南国&PAPUWAにおいて、高松の居場所はありません。高松はパプワ達の島とは無関係、シンタロー世代とは犬猿、サビ&ジャンには怒りに似た感情を向け、グンマには嫌われ、キンちゃんにもいい家族が出来たとなれば。(※コタを含めマジック達のホームドクターとして、隠居してもヒョコヒョコその辺にいそう。)

・・・下に書きましたが、人を動かすのは愛にあらず、孤独への恐れも含めて、恐怖かもしれません。どんなに見っともなくても、鼻血を出しながらホイホイ古巣に戻ってくるのが高松なのかも。昔も、兄弟に目の色を変えるルーザー様の側で、彼のために黙々と働くくらい何でもなかったでしょう。高松が報われます様に。(これは愛じゃない恐怖だといいながら、貴方ORお前を失う事への恐れこそ愛だとかルザ高には言いたくなる。エゴ。)



■何故23歳にしてルーザー様が死を受け入れたのかと言うと。10歳くらいから「兄に殺される自分」の想像をしていたからだと思う。ミツヤの頃の大粛清を見ていたルーザー様は、自分一人免れるとは思っていなかったと思う。

「自分を守ってくれる兄」ではなく「いつか自分を殺す兄」がマジックだから、23歳の自死に至る発端がサビとマジック、ジャンの色恋沙汰であっても、「兄に殺される自分」のイメージに現実が追い付いただけだったのかもしれない。

マジックがジャンの一件が済んだ後に、ルーザー様にかけた言葉は「死ね」だった。ルーザー様が純粋な兄弟愛に突き動かされて暗殺を行ったとしたら余りな言葉で。

でもハレがルーザー様の暗殺活動を有難がらないのは、ルーザー様が家族愛故に殺人を繰り返すのではなく、ルーザー様がマジックへの恐怖故に他人を殺しているだけなら、ハレはルーザー様が嫌いだと思う。ハレは愚弟としてマジックに可愛がってもらっているら、そんな高見の見物をしていられるのだけど。

■人は愛ゆえに動くのではない、恐怖からだ。マジックの周囲では当たり前の事で、鋭敏なルーザー様にはよく分かっていた事だと思います。




■ルーザー様を突き動かしていたのは、マジックへの恐怖かもしれない。ハレを寝かしつけなければいけないが、ハレは遊んでいて眠ってくれない。遊びを止めさせる=小鳥を握りつぶす、になるのは短絡的だけど、もっと短絡的な恐怖、「ハレを寝かさねば兄に自分が殺される」恐怖があったのではと思う。

ルーザー様はハレ・サビと違い、父が亡くなった後のマジックによる大粛清を見ている。頭のいいルーザー様だから、「自分は弟だからマジックには殺されない」とは思っていなかったのではと思う。兄に殺されないために、血を血で洗う粛清に自分も参加したのではと思う。

マジックにすれば僅か10歳くらいのルーザー様が、「兄に殺される」と恐怖していたとは夢にも思わないだろうから、ミツヤの取り越し苦労的な粛清への拒否感に輪をかけ、ルーザーも粛清に参加していた事に驚愕したかもしれない。結果、(マジックから見れば)大した理由もなく、殺人を繰り返すルーザー様を「狂っている」とマジックは思っただろう。

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■ 日誌らしい事を   [ NO. 2015010201-1 ]
日誌らしい事を書きます。JR四国の高松駅が好きです。話題性は伊予鉄道や高知の鉄道に負けている気がしますが、あのプライドの高さが何とも言えません。高松駅と瀬戸大橋からの景色のためになら、インテ後にあえて西に行くのも苦じゃないでしょう。

■冬なので雪景色を眺めに、上越線在来で山越えをしようと思ったら雪で運休だそうです。この時期運休かもとは思っていましたが、クリスマス以降左程雪が降らなかったのでいいかなと油断していました。

一度ガーラ湯沢駅で降りてみたいです。スキーもスノボもしないのですが、あの期間限定で営業される駅舎を見てみたいです。駅の中からスキー場、駅の中の温泉・プールと、JR東日本きっての観光駅です。


■観光駅というと、群馬県の山間部の駅は観光に直結した駅が多いです。日光や箱根、伊豆の様に観光のために作った駅というより、他の産業が廃れ、自然や温泉の観光で人を呼んで楽しんでもらう選択肢が、最後の最後に残ったと言ってもおかしくないかもしれません。

温泉とスキーなら湯檜曽駅、登山には土合駅と名だたる駅が群馬北部にはありますが、余程の鉄道好きにしか記憶してもらっていないかもしれません。谷川登山に一番近い駅は土合駅なのですが、最寄だからと言って気軽に降りると大変です。


■磯部温泉に磯部駅、その先には駅弁で有名な横川駅もあります。こんな天候の時は、かつてのアプト式鉄道でも難儀するだろうと思いますが、それでもアプト式で昔は軽井沢まで電車があったのだと思うと感無量です。

観光と言うと外部の方にお金を落としてもらって、あわよくば過疎なので定住を促進する事も視野に入りますが。京都奈良ではないので、どこまでお金を使いに群馬に来てくれるのかというと疑問があります。草津には温泉のためだけに来て、お金は長野の軽井沢で散財したのでは、群馬にお金が落ちません。

損得なしで「ループで名高い清水トンネル」を愛してほしいと思います。在来線なので乗車して体験してもそんなにお金はかかりません。ただし、水上駅〜長岡方面まで行く在来線の本数が一日に数本なので、「乗ろう」と思わないと乗れないでしょう。愛情ってそういう地味で秘密めいたものなのかも。

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