■キンちゃんについて考えていました。キンちゃんに、「絶海の孤島へ単身行き、シンタローを殺して秘石を奪う」という任務が出来たでしょうか。普通の刺客ならこなすべきお仕事ですが、果たしてキンちゃんが任された時果たせるのでしょうか。例えばアラシヤマが見て来た地獄や修羅場の半分も、キンちゃんは見た事がない気がします。(寝ていたからだけど)
立場的にいわゆる刺客にはならないだろうキンちゃんですが、新生ガンマ団でも、戦艦内では豪華客船の様な内装の部屋にいそうで、多分野宿とか想像も出来ないんじゃないかなと思います。(横須賀にある三笠だと、身分の高いあ人はとても綺麗な部屋が用意されていたりする。パプワ島では麻雀してて夢中だっただけでは。)
グンマは意外と冒険心のある子だと思うので、自分の作ったロボットの中で夜明かしとかした事あると思いますが、キンちゃんは原則に従う子なので、夜はきちんと高松がベッドメイキングを施した寝台で寝ていそうです。
(そういう万全の体制への反抗が徹夜だったのかもしれない。でも結局体壊しそうになって、ドクターストップがかかった子。原生林で動物に交じって果実を食べるとか、掘っただけの露天風呂とかいけなそう。何故かルーザー様は砂漠の真ん中でも平気そうに思える。高松はあらかじめ装備してから野営しそう。)
■ダブルバインドかどうかは分かりませんが、明暗のお延を思い出しました。
・財産と自由時間と夫の愛情に恵まれた新妻・お延 ・財産家に見えた夫は、実はただのすねかじり ・財産と時間を自由にお延に使わせる事が、津田の標榜する愛情であり、津田が手術を受ける日でも、延は芝居に行った(※芝居は従妹の見合いを兼ねているので、延の我儘ではないのだが、義妹の秀子に非難される。)
・延の気儘さは津田から愛されているという演技であり、延は実は津田の虚栄心に悩まされている。 ・延と津田の「気儘な財産家の若夫婦」という演技は、資金不足により破綻が近い。 ・延は「私は夫から何とも思われていない」という事を皆に告白し、津田は延を追い詰めてしまった事を後悔する・・・・訳がない。津田に自省の心はない。
・津田が修善寺の漱石の様に危篤に陥り、延が津田に復讐するのか。延がお産で死ぬほど苦しみ、金欠の津田が妻子を見捨てるのか分からないけど、エゴの極みの様な小説だと思う。
明暗は漱石が好きな漢詩の世界に程遠く、二重三重の拘束と苦しみが満ちている世界です、。
■楽しい妄想を書きます。お前はまだグンマを知らないにルンバが出てきました。昔、NHKアニメのヤダモンにお掃除ロボット、クリーナーロボがありましたが、20年前からルンバの構想はあったのでしょうか。
・高松がガンマ団施設内用ルンバ作製 ・一日で私設内をくまなく清潔に出来る数が駆動
・ただし彼等はキンちゃんの執務室と、開発課しか掃除したがらない。ロボット三原則に従わない。作った人に似る。 ・清掃係の負担を減らすための作製なので、あかん展開だ。態度で「あんたの場所はあんたが綺麗にしなさい」と主張する高松ルンバ。
・ロボットなのに性格が悪い。もはや掃除する係ではなく、掃除させに来る厚かましい監視役。 ・見かねたキンちゃんが「お前達には掃除と言う使命があるし、使命を果たす能力もある。俺の所はもういいから、本来の仕事に向かえ」と高松ルンバを説得。
・明確な存在義&世界有数の頭脳の持ち主の腕によるルンバだが、性格が乙女らしいので、いそいそと施設中を綺麗にし、そのうちキンちゃんの執務室に報告に皆で押し寄せると思われる。
(ドクター高松は往診中で不在。分身の様なルンバ群の引き起こした一幕。) |
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