madeingermany

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...... 2015年01月18日 の日記 ......
■ 食べられる生物兵器   [ NO. 2015011801-1 ]
週末から春コミの漫画原稿を始めるつもりで、何もしていませんでした。高松作のルンバがキンちゃんの周囲ばかり綺麗にして、施設内の清掃という使命をスト、または団員に指示して自分はサボるという小ネタ、自分は面白いですが劇中と思いっきり無関係でした。

高松の作る植物達は、アニメを見る限り高松の言葉が分かる様です。声紋の認識が出来るのでしょう。高松の必殺技は生物兵器だそうですが、プレーリードッグが口に出来るので、普通言われている生物兵器ではなさそうです。

(マジックが暗殺・生物兵器を常套手段にしているなら、米国大統領と協力なんて出来るはずないんだが。ミヤギ達刺客はあくまでシンタローの近衛で、高松も医者が本業、他にミツヤが生きていた頃の様な正規兵がいるんだろうか。)



■荷風の断腸亭日乗を読んでいます。時代は明るくないけれど、日乗の中の荷風は楽しそうです。荷風はカメラを持って出歩く様になりました。移りゆく東京を映像に残したいのだと思います。荷風は今まで文面で沢山思い出を残していても、絵草子や浮世絵の様な華麗な世界が現代にまで及ばないのを残念がっていたのでしょう。

所で荷風は、野菜を食べる様にと言われてその後食べていたのでしょうか。深夜にお汁粉を食べる人で、肉や魚、洋食も好きとなると、自ずと体に影響してきそうです。多病だと自認する荷風でも、食欲と性欲は遠慮しなかった様です。美食家の谷崎、子供のお菓子まで奪って食べたと言う漱石を思い出します。

熱海に谷崎が常連だったという洋菓子屋があって、三連休で行って来ました。洋菓子屋の側に、やはり谷崎お気に入りの洋食店があったのですが、時間の都合で行けませんでした。文豪のグルメを食べ歩いた所で、自分が変わるとは思いませんが。気になります。



■藤子・F・不二雄先生のチンプイを読んでいました。一話完結の話なので、切れ切れに読んだ記憶はあるのですが、どんな感じの話だったかと懐かしくなりました。きわどいSFも量産している先生ですが、チンプイは流石に少女向けで通されていてすごいです。

チンプイは完結していません。内木がルルロフ殿下ではないかと噂されましたが、決定打ではないようです。自分なりに思うと。

・ワンダユウが内木君にエリと別れろと言っているので、内木=殿下というのはあり得ない事になる。でもワンダユウにも知らされていない情報が何かあるとしたら、内木への別れろ発言はフェイクになる。

・エリと殿下の子供の顔が内木に似ている気がする。少年の姿で出て来たときは、ツリ目の美少年という顔だけど、幼児で出て来た時は内木に似ていた。内木=殿下か?

・内木はまだ地球人としては幼い方の年齢であるエリに対し、異性として接しているはずはなく、内木の存在はマール星から黙認されているとしても。妃殿下としてマール星から扱われているエリの周囲に、ここまで親しい少年の影はよろしくない。

ワンダユウの知らない事、内木&殿下の秘密、エリの結婚相手など謎の多いまま未完になったチンプイですが、途中の話も素晴らしいです。内木=殿下というネタ晴らしあるとしたら、どんなふうに物語られるのか読みたかったです。



■南国&PAPUWAの原作者はファン、読者に恵まれているなと思います。チャン5もそうですが、巻数が増えるにしたがって、キャラの阿鼻叫喚が増加していくので、不幸なキャラ達がいつか報われる日を待ってしまいます。今度チャン5の完全版3冊目が出るらしいですが、またいきなり何百年後とかに話が飛ぶんじゃないかなと勝手に思っています。

PAPUWAは物語としては崩壊気味ですが、キャラ達は他の作品ほど泣かされていないと思います。グンマとか、内面の傷の負いっぷりが半端ない子もいますが、一見穏やかな日々の様に思います。ファンは見守るのが唯一の選択肢とも思われて、考察というか、あの復讐鬼だった高松が兎も角も平和に過ごせていたらいいなと思ます。

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