■陳先生が亡くなったそうです。新聞で記事を読んで悲しくなりました。先生の諸葛孔明と出会えて、自分は幸せでした。どんな悲しい事も、辛い事も先生の文章にかかると、洗われた様にきれいになっていくのが好きでした。神戸に先生の文藝館があるそうなので、夏インテの時にでも行けたらと思います。
■トットリは、自分がシンタローのための道化である事を受け入れているから、強情にシンタローに食いつくアラシヤマに違和感があり。アラシヤマは、自分達世代がマジックが愛息のために用意した学友に過ぎない事を知りつつも、自分なりの欲望をガンマ団で満たそうとするから、進んで道化を演じるトットリに異議ありなのかもしれません。
自分の置かれている環境に、馴染もうとも歯向かおうとも、あんまり変わらないのがガンマ団かもしれません。いずれにせよマジックの選別ありきの団体なので、マジックがシンタローにふさわしいと思えば若い子達は生き残るでしょう。
■自分は自分が思っていた以上に、人から理解してほしいらしいのに最近気が付きました。願った所で、腹が痛いだのという生理的なものですらなかなか話しても伝わらないものなのに、何を願うのでしょう。
人の事なんてやっぱり分からないものだし、色々諦めたり、我慢したりして付き合っていくだろうに、何故昔学校の先生は皆仲良くしましょうとか、友達を思いやりましょうとか教えたのでしょう。自分はそういうのが努力しても出来なくて、出来る人が死ぬほど羨ましかったです。
でも先生に言われた事が出来るから、出来る人を羨むのであり、同級生にお友達やボーイフレンドがいる事自体は羨ましくありませんでした。自分の羨ましがりなんて当時から浅かった様です。漫画やアニメ、小説に触れると「自分は理解されている」と誤認するのが心地よかったです。多くの人が共感しなければ成立しないのが二次元なので、自分がオタクになるのは瞬く間でした。
■かっこいいシンタローが見たいです。南国のゴタゴタを、テレビアニメの様な男らしさと明るさと、おかん魂でなぎ倒してくれる感じで。以下はゴタゴタとその経過です。
■ガンマ団&青の一族の悪行 →南国後も進行中だと思う。むしろ新総帥のシンちゃんのためにと、余計マジックが加速して悪い事してそう。
■コタ幽閉の件 →自力で出て来て、自ら父に復讐を下すコタ
■コタの昏睡と目覚め →家族から逃げる様に昏睡、かつ一人で起きて家から出て行ったコタ
■シンタロー世代について →ミヤギ達は依然マジックの配下である。ミヤギ達はあくまでシンタローの御学友・親衛隊であり、組織の実権は今も完全にマジックが握っていると思う。キン・グンも勿論頑張っているが、最後はマジックやハレ、高松頼みみたい。
高松としても、ルーザー様に死についてマジックに一矢報いる事が出来ればどんなにいいだろうと思うけれど、弟の死について、なんら責任を感じていない上に、実子2人が不幸のどん底にいても全然気にしない人なので、手の打ちようがない。
高松は最早ルーザー様を知らない若い子が圧倒的に多いのに、「私はルーザー様を愛していた、だから彼を死に追いやった全ての人間を憎む」と言ってみても、ルーザー様を知っている人ですら、彼が勝手に自滅していった様に思っていくらいなのだから、もう何も言いたくないと思う。キンちゃんとだけ悲しみを分かち合えればいい。
南国&PAPUWAの物語の主軸の一端に青の一族がある以上、上の世代の悪行を清算せねばならないのは、キン・グン・コタだと思う。シンタローはマジックの愛に満ちた判断故に新総帥なのだと思う。 |
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