土日は原稿をします。冬なのでガーラ湯沢まで雪を見に行こうとも思いますが、GWまでガーラは営業していますので、春コミ後でも行けます。冬期は目の前を何本もガーラ行きの新幹線が駆けていくのに、いまだに乗っていない自分が不甲斐ないです。雪国の住民ですが、自分がリゾート地にいる都会人になった錯覚に浸りたいです。自分は旅人の島村ではなく、雪に埋もれている方です。
■高松がすねやすい人だとするなら、ルザ高でそんな高松が見たいです。10代でも科学者の風格を備えているだろう高松ですが、可愛げがないようでいて可愛くて、きつい上官に耐えて我慢強いと思われがちだけど、こっちが我慢している事も結構あるよ?というルザ高。
私なんて金持ちのオモチャになって、死ぬまで働けばいいんです、いつかノーベル賞でも取ったら、その時くらいは褒めて下さいルーザー様、と怒りながら研究室から駆け出す高松が見たいです。多分、ルーザー様が兄弟に手紙でも書いているのを見て、焼きもちを焼いたのでしょう。
■実際のルザ高は、ルーザー様が子供だった高松に殺人と科学を仕込んで働かせ、自分は愛する兄弟と仲良く暮らそうと思ったらそうもいかず、いつの間にか殉職していたと言う悲しいものですが。
ルーザー様にすねたり甘えたりする高松が見たいです。仲がよくて、ルーザー様が生きているなら、キンちゃんの誕生を2人で迎える事になるので、高松とルーザー様だけの時間はあんまりなさそうです。
■トットリとアラシヤマって、お互いがお互いの見たくない自分なのかもしれません。
■トットリからアラシヤマを見た場合
そもそも日の当たらない仕事である忍者のトットリに、任務で褒められるとか、組織でナンバーワンになるとかは余り意味がない。いかに生き残るかだけが唯一の目的であり、シンタローを倒して自分が一番になるとか、彼は総帥の息子だから依怙贔屓されていて腹が立つとか、あまりトットリは関心ないんじゃないかと思う。
周囲に関心がないなら、アラシヤマが何をしていようとトットリは何も思わないと言うと、そうでもないと思う。仕事上の栄誉・報酬、好きな人とのステディな関係、沢山のお友達、等々が欲しいと豪語するアラシヤマには、やはり黙れと言いたくなるのかもしれない。
暗殺者がそんな健全で希望に満ちた事言いだすのはおかしいし、トットリは忍者になった時、そういう明るい物を全部捨てたのではないかと思う。ミヤギは天然だと思うので、ミヤギのああしたい・こうしたいにはむしろ全面的に関与するのがトットリの選択か。
■アラシヤマからトットリを見た場合
アラシヤマは自分の学校における成績がよかったとか、炎の技のすごさとか、誇らしげにしている時があるので、基本、人をムカつかせる事が多いと思う。自分は群馬県民だから、京都出身の彼に見下されるかもしれない。アラシヤマって単独で行動していれば有能なのに、ミヤギやトットリ達と組むと性格の悪い所が前面に出るのが不思議。
そういうアラシヤマにとって、目指すのはマーカーの様なエリートであり、任務の栄誉だの報酬だの意識しない方のトットリには、最初からかなりひどい態度をとりそう。トットリは不真面目でも向上心がない訳でもなく、忍者、暗殺者、人殺しとして至極当然な自己認識なだけだと思うが。
マーカーは一途に師である自分を目指して頑張るアラシヤマに、一度他人達の世界を見せようと思ったのかもしれない。そのうえで彼がやはり暗殺者のエリートになる事を望めば、その時改めて仲間に入れるつもりだったのかもしれない。ロッドやGはアラシヤマの能力も頑張りも認めただろうから、やはりマーカーは可愛いアラシヤマを旅に送り出したかったのだろうと思う。
士官学校に入ったアラシヤマは、建物を燃やしてしまうし、謹慎で勉強どころではないしで散々だった。アラシヤマの能力をもってすれば、早々にエリートになるだろうと思うけれど、そもそも彼の入学時にマジックが募集していたのは優秀な戦闘員ではなく、「シンちゃんのお友達」だったのでは。
ミツヤとかルーザー様とか、頭がよくて戦闘にも長けた人の制御出来ない怖さを知っているマジックは、もう、クールなエリートを募集しないと思う。アラシヤマはある意味マーカーを素直に敬愛していて、自分達の仕事はあくまで汚く、人から嫌われて当然なのだと時々忘れていないかと思う。トットリは嫌味を言いたくなるだろう。 |
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