■短髪高松を描くのが好きです。南国後の長髪をバッサリ切った時の姿が。罪を告白し、また何か新しい事をしようかと気合でも入れたのでしょう。そう思いたいですが、グンマへの贖罪は終わっていないでしょうし、高松が泣こうとわめこうとルーザー様は帰って来ません。
非力な高松の復讐が、マジックからグンマを取り上げると言う姑息なものだったとしても、当のマジックがシンタローに夢中で痛くも痒くもない事が分かったあたりで、高松も復讐を放棄したと思います。過去を変える事は出来ないし、未来は不確か過ぎておぼつかないとなれば、高松らしくない事に、現在を大事にする気になったのかもしれません。
キンちゃんのために生きる高松、それが短髪高松なのかなと思います。献身は程々がいいと思いますが、24年間どんな嫌な事があってもキンちゃんを幸せにしようと我慢してきた高松なので、中身は同じだと思います。
■以前グレンラガンを見ていた時、カミナは狂言回しと言われていました。物語の冒頭でシモンが主役らしい事が語られるので、今劇中で目立っているカミナは何なのだろうと思いましたが、物語をリードするキャラを狂言回しというらしいです。劇中で出番が多ければ、そのキャラの手で理想や主張が通るのかと言うと、そうでもないとグレンラガンで知りました。
南国で思うと。知っている別作品で考えると。主役、出番の多いキャラ、キーキャラクターと別個に考えると分かりやすくなるかもしれません。
■PAPUWA
コタ、パプワ→主人公 リキッド→狂言回しのはずだと思う。あれだけ出番が多くて、物語に寄与していなかったら逆に困る。
・・・PAPUWAの物語の重鎮的な存在って誰だろう。アスじゃないと思う。高松やキンちゃんという、脇役が元気なのは嬉しいけど、物語の一貫性は薄そう。キムラの長寿を思うと、キーはキムラだったのかもしれない。
■南国
パプワくん→主人公
シンタロー→パプワとシンタローの出会いが本来南国のキーだったはずなので、もっとシンタローは物語をリードしてくれてよかったと思う。
キンちゃんとルーザー様→南国のキーキャラクターはキンちゃんであると断言すると語弊があるけど、本来シンタローの役目であった過去との決別という役を負ったのはキンちゃんだと思う。
主人公&シンタローが終盤静止状態だったので、母との再会、父親殺しにまで誘導されるキンちゃんの転変が余りに激しいので、個人的にはキンちゃんを南国のキーキャラクターとします。
■エヴァ
シンジ→主人公だが物語からいつも置いてきぼり
ミサト→出番が多い。主人公の上司、母代わり、恋人代わりでもあったというややこしさ。ただしミサトにエヴァと言う話の根幹を左右する事は出来ないので、狂言回し?
レイ→黙っているけどレイ抜きにしては何も語れない
■少女革命ウテナ
ウテナ→主人公だが劇中の謎とはいまいち関わらない
冬芽→ウテナの恋人かとも思われた時期もあり、ラスボスの風格もあるが、物語全体への影響度は低い。狂言回しかも。
アンシー→行動的ではないが物語の最重要人物。キーキャラクター
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