madeingermany

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...... 2015年02月19日 の日記 ......
■ 自分の事   [ NO. 2015021901-1 ]
■自分へのご褒美が食べ物だと太ると聞き、その通りで困っています。今金欠だから外食を控えているだけで、余裕があると飲食に費やしがちです。ならば控えようとすると、後々あの名物を何故食べなかったと後悔します。高松市の栗林公園付近の喫茶店に寄ればよかったと今になって思います。・・・自分に優しい自分へのご褒美は、充分な睡眠と近所の温泉かもしれません。

■キンちゃんとシンタローの似ている所を考えていました。キンちゃんに兄弟がいればブラコン具合も検討したいですが、キンちゃんは一人っ子でした。あえて言えば、高松の植物達がキンちゃんの兄弟みたいなものでしょうか。

(高松の研究所の茂った巨大植物達が、キンちゃんが入室すると一斉に道を譲る所を妄想して見た。何か似ていると思ったら、眠りの森の美女の城に、王子様が入ってくるシーンだった。又は江戸城の大奥に入る将軍様。ガードが固そうと言う点では合っているのかも。)

・身長体重、基本的なガタイは同じのはず。
・ただしキンちゃんは性格的に熱しやすい。頑張り屋だけと、打たれ弱い所がある。繊細なブロンドで青い目の王子様、乳母みたいなおっさんが大体側にいる。リーダータイプではないと思う。補佐役でよかった。

・シンタローはいわゆるクラスの人気者的な男で、要領のいい方だろう。そういう男がブラコンだったり、家庭が複雑だったり、時にカッとなると惚れちゃうあれなのかも。竹淵にそういう感覚がほぼないので、シンタロー理解が追い付かない。マジックはブロンドの王子様タイプの男は見慣れていて、よって好みは質朴なブルネットタイプなんだろうと思う。




■日誌とは自分の日々を書く事だと思いますが、昨日も今日も大した事はしていません。ハンドケアを秋口に誤った様で、今になってカサカサと汗腺のつまりと、あかぎれのトリプルに悩んでいるくらいです。万全を期して冬場の肌対策に挑もうと思ったのに、なぜこうなったかと思います。重厚にケアすると余計治らないようで、着かず離れず手入れしています。

頼みの綿手袋も、一日はめていると汗腺を詰まらすらしく、ケアしながら黒執事コスだと気分転換に持って行こうと思えど、ちょっと駄目でした。若い頃は学芸員とか司書とか、手袋をはめる仕事に憧れていたのですが、夢見る対象としても、あまりに距離を感じる職種だなと思います。



■荷風の日乗について、戦争の被害の様子を読む覚悟はありましたが、荷風の市川時代についてあまり考えた事がありませんでした。当時も市川は高級住宅地だったようです。

荷風は基本的に贅沢なので、高級住宅地というだけで喜んでくれる事は無いと思います。漱石は金運が滞りがちで、谷崎も幼少時の色々で金を稼ぐ事にためらいの少ない人です。荷風は生まれながらの金持ちなので、普通の人が望むような暮らしでは納得しません。

朝起きて白いご飯を食べ、日中は働き、夕刻家族の下へ帰る生活を荷風はしません。朝寝して、甘いショコラと黒パンに牛酪をつけたものを食べます。荷風に選択の自由があればそうするでしょう。でもその生活が出来るのは、平和時のセレブだけです。戦争中は無理であるし、当時だと田舎でも無理でしょう。康成が地方の温泉でパンとバターを所望した所、旅館の方がとても苦労して手に入れて来たと聞きます。

谷崎なら何でも楽しむ方の人だと思いますが、荷風の場合、ちょっとの事では納得しない人なので、これから読む市川時代の様子が怖くもあります。亡くなった父母の話も随分出て来ませんし、弟一家の事は戦争中でも出て来ません。よく漱石は、小金を持っていると人にたかられて困ると言っていた気がしますが、荷風の場合本物の金持ちなので、悩みも深かったでしょう。

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