■明日、春コミ新刊の入稿予定です。漫画と小説の半分半分の本の予定で、54項です。高松のいない項が数項しかない本ですが、よかったら会場でお手にして頂ければ幸いです。ルザ高、キン高、ルーザー様存命パラレルで、全年齢向けです。
表題は「うどん県から来ました。」か、「サイエンス・ラブコメディー」になるかと思います。後者の方が理性的の様な気がしますが、うどん県という言葉のインパクトに惹かれます。大分が温泉県を名乗った時は、群馬県を含めて日本中から異議申し立てが起きましたが、うどん県と香川が名乗っても自然でした。
香川は自分の関西在住時はうどん県と名乗っていなかったのですが、香川県の方のうどんへの愛は深かったです。でも南国&PAPUWAで高松がうどんを食べる描写はないので、うどんうどん言うのも憚られます。
南国後、キン・グンと高松の間に溝が出来たのも、原因はうどんだったのでは。今まで、自分だけでこっそり楽しんでいたうどんライフを、キンちゃんの登場によって解禁し、うどん攻勢にグンマから苦情が出たのかきっかけとか。グンマの場合、お菓子と甘いドリンクを既に過剰摂取しているので、食生活にうどんか加わるとやばそうですが。うどん>お菓子、と高松に宣言されキレるグンマ。
高松がキンちゃんを幼少から育てた場合、ミルクの次はうどんでしょう。消化がいいとルーザー様にご説明して、キンちゃんが幼稚園生くらいになっても、ずっとうどん。ガンマ団の社食もうどん。ルーザー様の夜食もうどん。うどんしかないのかとルーザー様が言うと、すねる高松。
■本を作っている間、項数が半端になりかけたので、高松についての描写を少し減らしました。自分では一回一回変えているつもりですが、言いたい事は別の項でも触れていたので、惜しいと思わない程度に減らしました。
高松がPAPUWAで戻って来た後、又キンちゃんとの距離が縮まった感じを書けるかなと思い試して見ましたが、精神的には隠居中も高松とキンちゃんの間に距離はほとんどなかった様な気がします。荷風が鴎外を慕う様に、あからさまな形状がなくとも、慕う姿は描写出来るのかなと思いました。
荷風と鴎外は、私淑という形を終始とっていた気がします。鴎外の死後の出版物、鴎外の遺族、鴎外の死後の行事等で荷風は少しずつ関わっていますが、自分が鴎外についてのリーダーになろうとかは思っていなかったと思います。実父母に対しても、敬愛を形にして表す事が年々減って行った荷風なので、鴎外は特別だったのだろうと思いました。荷風も谷崎や多くの文人から敬慕されていたはずです。 |
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