■たくみさんは、黄金魂でもムウ様をされるそうです。塩沢さんが亡くなった後、ハーデス十二宮編アニメ化時に、古谷さんが声優交替について気を遣われていたのが昨日の様に思えます。以下は本編とも役者さんとも関係ない、ルザ高妄想です。
・高松と２人きりの時でも、延々兄弟について語るルーザー様。ルーザー様にとって、とっておきの話題なのは高松にも分かるし、ある意味機密事項なので、話してくれるのは多大な栄誉である。
・ただし高松といえどもやや不満も覚えるので、キンちゃんの誕生後は、お返しの様に、ルーザー様にキンタロー様の日々を語る高松。貴方の子供でしょう、貴方はこの子の事が知りたいはずですという高松の気遣いでもあるけど、高松の頭の中はキンタローの事で一杯なのだなあと思うルーザー様。ちょっと寂しくなるルーザー様。
・ルーザー様も、マジックは高松の上司であり、ハレ・サビも高松の友人なのだから、自分の兄弟語りが高松にとってつまらないはずないという思い込みがある。高松が不満なのは、話がつまらないからではなく、ルーザー様が自分を見てくれないからである。
・高松はキンタローと２人の時、キンタローにルーザー様の事を沢山聞かせてくれる。ちなみにルーザー様も、兄と弟２人に自分の新しい家族について多弁ではないが、いかに大切で自分が幸せにしてもらっているか、想像せしめる。嫌い合っている訳でないのに、お互いわだかまりがないでもない父と高松に、なんか言いたいキンちゃん。
■ナデシコのテレビシリーズを見ています。以下は根拠のない雑感です。ナデシコのメカはどこか女性的でカラフルで、ソフトでいいなと思います。動きも破壊的な動きは少なく、どちらかというとマクロスっぽく見えます。１０年近く見ていなかったアニメなので、また違う感想が出て来るかもしれません。
・ナデシコは５話から既にルリメインの話だったりする。ちなみにサブタイトルにキャラ名が直に出ているのは、ルリだけじゃないかと思う。
・タイトルのナデシコは、ユリカのイメージではないかと思うし、ユリカは名前からして、この作品に多い花の名前であるので、ユリカが劇中で押し負ける事なんて絶対ない、はずなんだが。ユリカの見せ場の減少具合、劇場版でのアキトとの愛の場面のはかなさを思うと、キャラソンまで出したルリの優勢を思わざるを得ない。
・劇場版ナデシコはよかった。テレビのナデシコが扱うべきだった、シリアスな話をギュッと展開させるとあんな感じなのかなと思う。
・アニメージュのインタビューで確か、ナデシコの世界全体を俯瞰できるキャラはルリくらいだから、劇場版の主役はルリなのだと聞いた事がある。確かに、彷徨うアキト、獰猛なまでに一直線なユリカの視野に、世界も宇宙も入ってなさそう。
・ナデシコの看板娘はユリカかルリか、という目先の問題以前に。アキトは何だったのかと思う。アキトがメグミ、リョーコといった、数多の可愛い女の子の単なる引き立て役でないなら、彼には目的とかしたい事とかあったはずだと思う。
・それは言うまでもなく、両親の非業の死、火星を襲った悲劇、亡くなったと思われたアイちゃんの不幸の清算であり、そのためにアキトは当時を知っている唯一の人間、ユリカに近寄ったのである。
・ここでユリカがアキトをどう思っているのか、という問題が新たに出て来る。ミスマルに火星の悲劇の謎を問い質しに行き、叶わぬなら火星まで戦艦で飛んでいくというユリカの行動力は図素晴らしいが、アキトにあんまり伝わっていないと思う。
・「あたしアキトのためにしたんだよ」と言われて、はいそうですかと喜ぶ男の方が少なそうとはいえ。アキトとユリカの恋愛模様ですら、最終話近くに力尽くで展開させただけあって、早々どうにもならない。
・劇場版でアキトが皆の前というかユリカから去って行ったのは、ユリカを思ってと言うより、ユリカに押しに押されて結婚までしてしまった自己嫌悪であり、ユリカのいない世界で更生したくなったのかなと思う。ルリ、ラピスの方がアキトの内面を理解してあげられる気がする。
悩んでいる人がして欲しい事って、明るく笑い飛ばすとか、叱咤激励とかでなくて、寄り添ってもらう事かなと思う。他人は甘くないし、アキトが罵倒され、叩かれ、傷つくのはアキトがしっかりしないからだと思う。でも、劇場版のアキトが必要としたのはネルガルの資産と、相棒のラピスだったと思うと、彼の気持ちも分かる気がする。 |
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