■最近、新聞以外の活字をあまり読んでいません。銀行で受付を待ちながら小説を読もうとしたら、時間が早く経ち過ぎて、昼休みが終わりそうでした。
ならばと新聞の連載小説を珍しくちゃんと読んでみました。チラチラとは見ていて、定年退職した男性が再登用されるという内容でした。仕事を勤めあげ、夫婦仲もよく、高学歴を誇っていた男性が、新しい職場で地方出身の若いインテリ美女とどうこうと言う、華々しい内容だったので興味が沸かなかったのです。
今日の連載で上記のヒロインは、「仕事上の夢が破れそうでヤケを起こしていたから、貴方の思い通りになってもいいと今晩ホテルに来たけど、もう自分は気持ちを持ち直す事が出来たからさっさとこのまま帰ります」との事でした。どういう層狙いの小説なのかよく分かりませんが、公私に旺盛な主人公の息巻きも、もう打ち止めでしょう。
■くどいですが、エヴァ、ナデシコの雑感です。
・エヴァやナデシコだけではないけど、見知らぬ他人同士が、強引な女性の発案で一緒に住むという展開が多い。脈絡もなく、周囲の目も気にしないで他人を家に引きずり込む女性なので、家事や防犯の意識は当然薄そう。
若くて明るい美人上司と寝食共にするという事態に、トウジ・ケンスケは羨望を隠さななかったが一般的には羨む事なんだろうか。家に帰っても仕事上の指摘を感情的にまくしてられると思うが。
ミサトが嬉々として、マンションにシンジを引きずり込んだ事に加持は驚いていたが、ミサトはシンジが中学生だからどうにでもあしらえると思ったのだろうなと思う。肉体関係に持ち込もうとしていたけど。ミサトとシンジの同居もどうかと思うが、アスカとシンジの同居を何とも思わないミサトに浅薄さを感じる。
子供同士仲良くぶっこんでおけばいいと思ったろうが、一応正規のパイロットであり、仕事もこなしているのに、ミサトから「ガキ」扱いされる事自体、シンジとアスカには不名誉なのでは。
・しかも引きずり込まれるシンジ、ルリは何もできない赤子ではない。というか、赤子の世話なんてミサトやユリカは出来ないと思う。シンジは家事も勉強も一通りこなすし、感情的に行き詰らなければ優等生で通る子である。ルリも、あの歳で一流のオペレーターであるし、ナデシコではホウメイさんの料理を食べ、ミナトの手も借りたかもしれないけど一人暮らし出来ていた。
シンジやルリを、何も出来ないかわいそうな子供で、アタシの手がないと不憫でならないと思ったのは、引き取ったミサト、ユリカくらいなのではと思う。純粋に家族として面倒を見たいから年少の子を引き取るのではなく、「アタシは大人の女性」というアピールなのかなと思う。または製作者側が女性キャラの「温かい母性」を表現したかったのか。
又は、「人生、仕事や勉強ばかりじゃない、アタシみたいなフランクな生き方を学びなさい」と言う事なのだろうか。嵐の様な生活環境に年若い子をさらし、逆に心配だが。シンジは戦いの後で後悔だけ残り、ルリはアキトへの恋心を自覚し、ユリカに宣戦布告をしている。何もできないはずの年下に、真の感情を与え大人にしたのは彼女達かもしれない。
■遅まきながら、赤豚さんの公式サイトのガンガン系ZRの新しい広報イラストを見て来ました。シエル、セバスチャン、ハガレンが大きく出るのかなと思っておりましたが、流石初のガンガン系ZRと言う感じの、落ち着いたイラストでした。
パプワくんが可愛いです。いわゆる美少年・美少女の出て来る作品ではありませんでしたが、見た人の心を揺るがす作品だったのだと今も思います。
スパコミでは新刊は出せませんが、ガンガンZRと秋のスパークの申し込みをしようと思います。ガンガンZRも夏コミ新刊が最新刊になるだろうと思いますが、スパークではまた本を出すつもりです。
ルザ高って、高松が耐える展開かなと思っていましたが、ルーザー様が気持ちを試される事の方が多い気がしてきました。「私なんてサービスの様に美しい訳でも無し」と高松が自分は飄々と自己分析出来ていると衒って見せても、「お前は、お前を選んだ僕を否定するんだな」とルーザー様も耐えるかもしれません。
ルーザー様もカッとなる方の方なので、耐えるとか高松に言って聞かせるとか苦手でしょう。弁は高松の方が立つと思います。ルザ高って、本当にルーザー×高松だなと週末に小説を書いていて思いました。全ては妄想ですし、高松が青の一族というか周囲から虫けらの如き扱いを受けているとしても、それも真実だと思います。
そんな自称セーラ・クルーみたいな暮らしの高松でも、実際はとんでもなくマジックに甘くされている気がします。南国高松の嬰児交換他諸々の仕業に対し、マジックは左程怒りを示していません。ルーザー様への申し訳なさがあったのでしょうか。マジックのした悪い事、みんなルーザー様のせいにしないとマジックは身動き取れませんから。 |
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