■夏コミ用の原稿を書いています。高松というか南国&PAPUWAのナイスミドル以上の人達に、劇中後の変化ってあるんでしょうか。
高松は若き日の恋を忘れないでしょうし、マジックもシンタロー一直線、サビ・ジャン・ハレも変わらないでしょう。シンタロー世代も、多分南国のまま年を重ねるのかなと思います。
変化があるとしたらパプワ、コタ世代なのかもしれません。PAPUWA後グンマが40歳でナイスミドルになった頃、グンマはコタの現実的な変化についていけないかもしれません。コタに置いて行かれる寂しさはあれど、自分が結婚なんかしたら、ますます高松がつけあがって干渉してくるとの警戒もあるでしょう。いくら高松でもそこまでしないと思いますが。
かつてルーザー様が、兄が子供を持つという変化に衝撃を受け、何故か自身も人の親になる選択をした如く。グンマもコタにならって結婚しそうです。グンマは望みさえすれば相手はいるでしょう。
ガンマ団初の定年退職間近の高松に、従兄弟の婚礼話を土産に遊びに来るキンちゃん。一緒に祝ってくれる高松だけど、可愛いキンちゃんにもお嫁さん来ないかなと思わないでもない。
■夏インテではロボのプチオンリーがあるそうなので、お買いものに行くのが楽しみです。ビッグファイアのために。
ふと、兄さん、まだやり直しが効くわと銀鈴、ファルメールが言っていたのを思い出しました。父を失った時点でやけっぱちだった幻夜に比べ、銀鈴のたくましさを思います。国警が銀鈴に優しかったとは言えないと思いますが、彼女には心の芯みたいなものがあるのかもしれません。信念こそ、父親から受け継いだ彼女の財産だろうに、兄の幻夜の自暴自棄ぶりの激しさ。
で、本当に幻夜にやり直しが出来るのかというと。難しい気がします。彼の場合、父譲りの才能があると思います。ただし使い方を知らないと言うか、父が何故あそこまで研究に打ち込んできたのか、幻夜には分かりませんでした。
シズマが同輩の研究を奪ってまで賞賛されたい様な男だと、生前フォーグラー博士は知っていたかもしれません。シズマを許せるフォーグラー博士と、許せない幻夜の器の差は埋まらないと思います。
フォーグラー博士や銀鈴の様な気高さを、幻夜が持ち合わせないのが幻夜の罪だとしても。自分の怒りと、BF団という巨悪に翻弄された幻夜が自分は好きでした。
■初めてサークル参加したのは、OVAジャイアントロボでした。今思えば、自分がどこまでロボを理解していたのか怪しいですが、楽しかったです。まさか横山先生が亡くなるとは思わず、しばらく落ち込んでいました。近年、中国史と言えばこの方と思っていた陳先生も亡くなり、京阪神を訪ねるとじんわり来るものがあります。
ロボと来ればキャラは皆好きでしたが、ほぼ主人公であった幻夜を思い出します。勘違いで復讐鬼になり、世界中をかき乱してから自殺しようとし、ギリギリの所で誰もいない宇宙へ飛び、改心したらしい人です。
父親が亡くなったのが幻夜18歳の時、復讐を実行したのが28歳の時です。10年経てば自分の周囲も変わるだろうし、今更復讐に燃える幻夜、否エマニエルに不安を覚えたものですが、今となっては10年じゃ何も変わらないかもと思います。
当時も幻夜への同情めいた気持ちを自分は持ちましたが、今見ても同じだろうなと思います。孔明と幻夜の出会いが10年前で、孔明の長い活動は10年を遥かに越えてるあたり、本当に恐ろしいのは孔明に焚き付けられた幻夜ではなく、孔明その人ですが。 |
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