■明日、温泉に行こうと思います。千円前後で至福を味わえると知りながら、なかなか行けません。行っても翌日仕事だったりで、現実に戻るのが面倒になるからです。夏季休暇で初・石和温泉、大阪インテの往路か帰路で伊豆へ再訪と、夢ばかり見ています。明日は地元の温泉です。
■ルザ高について考えていました。可愛い学園ラブコメ時代もあるんじゃないかと、妄想たくましくしてみましたがなんか違うと思いました。ルーザー様は引っ張り出されたラスボス、高松はラスボスの子分とすれば、愛らしい時期なんて妄想に過ぎませんが。
(南国後半とは。悪いのは故人のルーザー様、今の南国のゴチャゴチャした不幸はルーザー様の手下の高松のせい、ルーザー様の子供のキンちゃんは不幸にしても構わないから、純真無垢な正義のシンタロー&マジックを死守せよという事だったんだろうか。)
■ルーザー様も高松も、子供であった時期が短いのだと思います。ルーザー様は幼くして父を失っていて、その父親も遠征ばかりで家にいなかったようです。兄のマジックと仲良く家で父の帰宅を待っていたと言うより、マジックは父から「家とルーザーを頼んだよ」と厳命されたと思います。
ルーザーさえいなければ何としても父について行ったのにと、イラッとしているマジックを想像します。マジックは、何でも悪い事はルーザー様のせいにするので、ちっちゃいルーザー様を我知らず邪魔に思っていたのかもしれません。
■ルザ高はそんなマジックとルーザー様の関係が前提なので、幸せに辿り着くのに時間がかかります。父や兄に邪魔にされまいとして、子供の頃から役に立つ男として振る舞ってきたルーザー様に、恋する暇はありません。家族は守り、他人は殺すかこき使うしかないでしょう。
ルーザー様の側にいるのは家族か奴隷しかないとなれば、高松は後者です。普通の少年が不幸にも使い走りさせられている訳でなく、香川にいればただの優等生でいられたろうに、ガンマ団くんだりまで来た高松も一癖ありそうです。誰かの奴隷でいいから、自分の頭脳にふさわしい権力と研磨の機会を求めた少年高松。高松にも、他人を好きになる余裕はなさそうです。
■ルーザー様の高松少年の関係は、初めから大人のものだったのだろうと思います。性的な意味でなくて、ギブアンドテイクの関係。ルーザー様は高松を手下として育て、高松は育ててもらうお返しとして彼に成果を届ける関係。大人同士ならあり得る関係だと思います。子供同士、学生同士の対等で自由な関係なんて、ルーザー様も高松も知らずにいたのでしょう。
高松はジャン、サビ、ハレと友達になったと思いますが、何かあっても友情に頼る男ではなさそうだなと思います。頭のいい奴は恋が出来ないと言われるそうですが、まさにルザ高がそうです。
高松が女性なら、恋をして垢抜けるとか、ルーザー様に初めて女性として見てもらったとか、超展開の可能性もありますが。例えば成人式でも、サビが高級振袖を数年前から兄達に注文させていて(有名画家に図柄を描かせ、布を織る所から。100万円前後?)、高松は学割で古めのレンタル振袖だったりしそうです(4万円ポッキリ)。
女の子だったとしても、サビも高松もあんまり変わらない気がします。成人式・20歳の高松って、振袖で幼児のキンちゃんを抱っこして参加になります。そうなると、半端なシンデレラ気分ではなく、いつもの高松です。サビの振袖を褒めちぎるルーザー様を無視して、キンちゃんの面倒にひた走る高松。
(※高松は3月生まれなので正確には19歳で成人式、劇中だとルーザー様は出征中でして妄想ですみません) |
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