madeingermany

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...... 2015年05月07日 の日記 ......
■ 沈まぬ神奈川   [ NO. 2015050701-1 ]
以下はGW後の変なテンションの文章です。昔から、イベント帰りに悲しくなって泣き出したり、理由のない高揚が止まらず泣き出したり、何が何やら分からなくなり絶望して泣き出したりと、情緒不安定です。泣かずに帰って来たイベントの方がない気がします。

そんな時は電車に乗るしかありません。上越新幹線の古めの車両が落ち着いて好きです。上野駅で我に返り、大宮でああ電車に乗っていると実感し、熊谷以北で食べ残したパンなど食べ、グンマに恐る恐る帰ります。



■折角なので、高松が最も燃えるシチュエーションを考えてみます。南国通りなら、ボロボロ泣き、鼻水もたらすグンマの顔を自分のハンカチでぬぐい、そのまま警察に突き出されるような感じなのが、高松の普通のハイテンションだと思います。意外と潔癖そうなシンタローに好かれなそうで、マジック引退後が素で危うそうです。

それが高松という男であるし、自分も幼少の頃出会ったドクターはそんな人でした。だから大人になって触れても、彼は大好きなドクター高松その人であると思いました。

ですが。本来、知的で服の趣味もよく、状況分析も巧みで、そつのない、あのルーザー様に師事した男がそういう男なのかと言うと違う気がします。



常識外の事をすると、人はハイテンションになる訳で。中学生が体育館のガラスを割る感覚。高松にとってグンマはそういうものだったのかなと思います。ルーザー様というかけがえのないものを失った高松は、通常のものでは癒されません。非常識なスリル、それがグンマとの日々だったのではと思います。あそこまで演じ尽くせば誰も高松の内面を疑わないでしょう。

高松が愛する人を失った孤独から普通に・早々に立ち直る様な男なら、そもそもルーザー様というトリッキーな方を愛しはしなかったと思います。香川から出て来た高松は既に内面が荒れていて、ルーザー様に褒められる事がたった一つの救いだったのでは。

ルーザー様の命と共に失われていた高松の本気が、キンちゃんの登場で蘇ったのかなと思います。



■鉄道が好きなので、乗れなくても本を見てニヤニヤしています。かつてはお客も貨物もあったのに、今は静かな路線、又は路線も駅もない場所も結構あります。寝台車はもうほとんどありませんし、日中の超長距離電車もありません。宮脇氏の本がファンタジーに思えます。

新津、越後湯沢、新庄、長浜、御殿場と、聞くだけでぞくぞくする地名も多いです。かつての〜と言われる場所ですが、どうにも勢力が衰えないのが神奈川です。小さな路線であるはずの江ノ電は輝かんばかりですし、東海道線は今も幹線です。




同じ本線と呼ばれたはずの信越本線、北陸本線のズタズタぶりを思うと、東海道本線は伊達じゃないと思います。何が他の本線、路線と違うのかと言うと色々あると思いますが、沿線人口が多いのだと思います。乗る人がいれば、運ぶものがあれば電車は走ります。

同じ半島でも、能登半島は車で観光するしかありませんが三浦半島には隅々までJR・私鉄が走っています。それだけ人口密度がある証です。鉄道をリアルととらえるか、ファンタジーとしてとらえるかはどちらでもいいと思いますが、神奈川の場合リアルでファンタジーなんだろうなと思います。

どのみちグンマから見れば、電車の本数が桁違いの神奈川なので、自分にはファンタジーの世界です。グンマ〜新潟を鈍行で越えようとすれば、一日5本前後です。まったりというか、毎日がキャンプの様な暮らしです。

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