■荷風のすみだ川を読んでいます。今、浅草を歩いても荷風の雰囲気は想像するしかないのですが、荷風が通ったという洋食屋アリゾナはまだ経営しています。今の浅草はレトロな雰囲気でも、荷風や康成の頃は一大繁華街だったそうです。新宿、渋谷、原宿が大きくなる少し前の都内を想像出来ると、荷風の世界がもっと分かるのかもしれません。
新宿と言うと、ミラクル☆トレインのモデルになった大江戸線、それの新車両を見に行きましたが巡り会えませんでした。次は会えるでしょうか。メトロ銀座線で、復古された全体が黄色い車両は噂で聞いたすぐ後に見た記憶があります。銀座線なら頑張れば浅草〜渋谷のどこかへ新車両を見に行く事も可能ですが、大江戸線だと運行が若干複雑なので、都庁前で張り込んでいる方が効果的かもしれません。
■好きになったアニメ・漫画のキャラって劇中で泣いていた事が多かった気がします。以下は妄想です。
自己投影しているのが泣き虫なキャラ、こんな人が側にいたらいいなあと思うのが、そのキャラの仲間だったりするんですが、冷静に考えると恥ずかしいです。サガにシュラ、キンちゃんに高松、一に吹、悟飯ちゃんにピッコロさんでしょうか。幻夜の場合、幻夜に期待しながらスパルタなのが孔明だと思うので、彼を支えたのは亡父への思慕だったのかもしれません。
■星矢のジェミニのサガ
至上最も泣き顔の美しい男の一人だと思う。罪悪感故の涙なのがまたいい。十二宮編で顔出しした後すぐに泣き、ハーデス十二宮編でも登場直後に泣いている。星矢で泣き顔が印象的なキャラは多いけれど、サガの場合、取り返しがつかない事態への涙なので一層印象的なのかもしれない。あんまり笑顔を見せなかった記憶もあるし、美形とはかくあるべしと言う男だったと思う。しかも戦闘は強い。
■南国のキンちゃん
本来男らしい子だと思うのだけど、マジックに溺愛されていた記憶を抱えているのか子供っぽい所があったと思う。南国でギャグキャラにならなかった珍しい子。実はグンマの方がメンタルが強いんじゃないかと思う。可愛い子には旅をさせようと高松は出て行ったけど、可愛い子には違いないらしい。
■ミラクル☆トレインの新宿西口一
アニメでも漫画でも小説でも出番が短いので全部妄想。新宿一族の若い方で、零二が東急や副都心線とそれなりにやっていかなければならないのに、一はいつも偉大な兄・慎太郎の側にいるんだなと思う。メンタルが弱い訳じゃないと思うけど、新宿西口って名前がもう巨大ターミナルの一部の様な扱いで、なんか可愛い。
■OVAジャイアントロボの幻夜
一応ラスボス?悪役だと思うが、彼の復讐劇が物語のメイン。復讐自体幻夜の思い違いなのだが、壊される大怪球の中で一人滂沱する幻夜が嫌いになれない。妹の銀鈴だって辛い人生だったと思うが、兄よりたくましかったかもしれない。
■ドラゴンボール
明るく奔放な悟空が物語の牽引役だと思うが、泣き虫の悟飯が好きだった。初登場時に子供だから、悟空との対比で泣き虫甘えん坊に描かれていたのかもしれない。成長劇、恋愛話、無事就職とイベントの多い人生なのに、上の世代がパワフル過ぎて泣き虫な子のイメージが強い。 |
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