■密林でナデシコの、ホシノルリのキャラソンアルバム「電子の妖精」を買いました。コミケ入稿まで何回も聞くだろうと思います。ナデシコは、アキトとユリカの話だったと思うんですが。アキトの振り回され体質・不幸過ぎて収拾がつかない過去、ユリカの狂暴なまでの「天真爛漫」を、お話としてまとめるのに時間が足らなかったのかもしれません。
ユリカは大学を首席で出てた、エリート一族の娘さんなので、トンチンカンなのはあくまで性格です。自分より地位の高い男性にキチンと敬語を使う、女らしさは惜しまず武器にする、自分の地位を利用した部下であるアキトへの執拗なアタック、女性部下にはお友達感覚で接する等、至って彼女の行動にブレはありません。
いきなり戦艦一隻任される様な超優秀、かつ美貌の幼馴染に恋するジュンは、多分、ユリカと比べても遜色ない有能な人なのだろうと思います。なのでジュンは、ユリカの横暴さが気にならないのだと思います。(ジュンは努力の人、ユリカは天才という事だろうか。ジュンが苦労・気苦労を重ねる絵は多数あるが、ユリカにはない。頑張らないのがユリカのステイタスらしい。)
■週末、草津に行こうと思います。母の日のお祝いの代わり、職場で割引券が手に入ったので宿泊してきます。草津はお湯の成分が強めですが、ホテルや日帰りで入る分には大丈夫そうです。
硫黄分が強くて有名な万座は、ホテルの中の空気まで硫黄の香りがし、これが温泉県グンマだとしみじみします。万座は草津と違い、奥地にいくとレストラン・コンビニ・売店もまばらになります。ホテル内で飲食出来るので不自由はしませんが、温泉と風景に観光の目玉を絞った姿勢が素晴らしいです。
グンマというと自然の豊かさがアピールポイントでして、新緑の時期は一段と木々が美しくお勧めです。
■アニメのヘタリアを見直しています。初めて漫画を見てから10年近く経っているんだと思うと、感無量です。ヘタリアは展開が怒涛過ぎて、付いて行くのが難しいです。ですが、一時は池袋まで映画を見に行ったくらいなので、やはり大好きなアニメの一つです。
最初はイタリアの泣き虫・ヘタレがよく分かりませんでした。自分の知っている浪川さんの声とまるで違ってて、何となしに他の国に目が行っていましたが、やっぱりイタリアが好きです。ヘタリアのキャラのリーダーは、イタリアであって欲しいと思います。行動力ならアメリカ、真面目さならドイツですが、イタリアあってのあのムードと言うか。
■久しぶりに荷風のすみだ川を読みました。同じ本に収録されている墨東綺譚も、これから読みます。荷風というと偏奇館に住んで、玉の井通いをしているイメージですが、丁度すみだ川はその前の頃、墨東綺譚はやや後のイメージの様です。作品が即、荷風と言う訳ではないと思いますが、断腸亭日乗を読んだ後は、即、荷風と言う感じがします。脚色はされていると思いますが。
それにしても、今の浅草はスカイツリーもあればコンビニも、安いホテルもありで、不夜城の様です。昭和初期に開通した銀座線は、車両が暗い構内でも見えるようにと黄色に塗られたそうですが、今は照明が明るく、暗い感じはしません。
唯一、荷風の頃の面影というと銀座線かなと思いましたが、脳内イメージも追いつかないくらい、様変わりしたのかなと思います。 |
|