madeingermany

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...... 2015年05月14日 の日記 ......
■ 耳   [ NO. 2015051401-1 ]
■秋頃余裕が出来たら、西伊豆に行ってみたいと思います。東伊豆は熱海から近く行きやすいですが、西は未開拓です。車の運転が苦手なので移動は電車です。憧れは修善寺の菊屋です。漱石が泊まった、と旅行案内にあります。以前伊豆多賀に泊まった時、旅館のロビーで読んだ朝刊で菊屋が紹介されていて、自分の中の伊豆のイメージが更に固定に向かいました。


■荷風の濹東綺譚を読んでいます。劇中劇の「失踪」だけでも小説になりそうなのに、何故玉の井の様子を書くのでしょう。恐らく、大事なのは失踪の起承転結ではなく、構想を練る事そのものだったのかもしれません。確かいきなり始まって、いきなり終わるのが濹東綺譚だった気がします。荷風だから出来るというか、人生そのものが劇中劇の様な人だったのではと思います。

谷崎も生身の人間に対し、芝居性を求める人ですが、荷風と谷崎は違う気がします。荷風は素で役者であるけど、谷崎は完璧に設定と脚本を練り込んだ上での役者ではないかと思います。荷風に最後までつき合えた女性はいなかったようですが、谷崎には夫人がいました。谷崎の役者ぶりの方が圧迫感がないかと思いますが、行住坐臥役者の荷風の方が、付き合いにくい人だったのかもしれません。



■ナデシコについて。アニメの方がボリュームもあり、キャラも多いですが、ユリカ単独ならコミックスの方がまとまっていたかなと思います。わずか4冊のコミックスですが、ユリカについては麻宮騎亜先生のスペースオペラと言う感じだったと思います。

くどいんですが、コミックスだとユリカはアキトを異性として恐れてて、ミニタイトスカートでパンチラしたら大騒ぎし、アキトがミナトと夜を過ごしていた事が分かると、大泣きします。

アニメだと、アキトがキスを拒んでも「アタシを励ますため」、アキトを本当に異性と思っているのか信じがたいくらいのアタック、と枚挙に暇がありません。麻宮騎亜先生の女性キャラが好きなので、コミックスは全巻持っていました。



■耳がジーンとします。長いトンネルに入っているとなるあれみたいな感じです。エレベーターの中と言うか。あんまり長いようなら、耳鼻科に行って来ます。手荒れに伴う爪の歪みは、あと一か月くらいケアします。



■PAPUWAについて。ミツヤ、ルーザー様、コタを並べてマジックは解釈していますが。ミツヤもルーザー様も、マジックに気に入られようとして殺人に走ったという点はスルーらしいです。マジックが現在のシンタローの様に、殺さないという姿勢を掲げていて、それなのにミツヤとルーザー様が暗殺に走ったというなら兎も角。

ミツヤ、ルーザー様は違う生き方をつかむことなく亡くなりましたが。コタには幸せになって欲しいです。青の一族の事情とか、結局シンタローには知らされていない気がします。いなかった母親を慕い続けるシンタローとか、えらい事になったなとPAPUWAを思うたびに思います。

相手がコタだから、ドン引きされかねない青の一族出生の内実をマジックは話したのでしょうか。案外グンマにも、サラッと同じ話をしていそうです。高松は恩人であるルーザー様の事もグンマにはあまり話さなかった様なので、グンマは全て知らない方が幸せだったと、実父からあれこれ聞いて思ったかもしれません。

キンちゃんには、高松は真実を語る方針の様なので、躊躇しながらあれこれ話した気がします。竹淵の主観の中心には、いつもキンちゃんと高松、ルーザー様がいるんじゃないかと思います。

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