madeingermany

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...... 2015年06月02日 の日記 ......
■ 幸せだった頃   [ NO. 2015060201-1 ]
■ルリのキャラソンアルバム、電子の妖精を聞いています。偶然にもマクロスFのシェリルの二つ名も妖精です。銀河の妖精。両者に共通して言えそうなのは、まるで完全な球の様な、ほころびを見ない振る舞いでしょうか。

ルリは嫌な事や辛い事があっても、みっともなくジタバタしません(子供だから仕方ないと許されるかもしれないのに)。シェリルも、むしろ困難を新しい歌にする根性があります。何故、自分が彼女達に憧れるのか分かった気がします。聞けば聞く程、美しく強い歌だと思いました。



■幸せだった頃についてです。南国グンマのイメージは、まんま中原さんの声でした。妖狐蔵馬、17号と強くてクールな美青年のイメージです。グンマ博士についても当たっていると思いますし、金髪色白でお坊ちゃん気質の刺客なんていいものだと思います。

高松がいなくても、グンマは歴とした刺客であったし、マジックの甥、シンタローの従弟、ガンマ団のエリート研究者としてキャラが立っていたと思います。漫画・アニメの刺客達も、思えば皆一人で島に来て、堂々シンタローにあたって散って行きました。

高松の登場したばかりの頃のキメ台詞が「グンマ様をいじめる奴は許しません」だったとしても、グンマは育ちの良さそうな子であるだけで、又、シンタローという絶対的な従兄がいるだけで、いじめられっ子だったと言われても首を傾げます。マジックの甥なんて、進んでいじめる人がいるのかと。(利害関係その他でグンマが干渉される事はあっても)



どちらかと言えばグンマをさいなめ、苦しめるのは高松であって。高松も、グンマとおおよそ自然に付き合えない自分を知っていたから(高松はグンマには幾重にも嘘をついている)、キンちゃんの登場とほぼ同時にガンマ団中枢から去ったのかもしれません。

高松とキンちゃんの場合は子守と御曹司でなく、目指すは主従です。高松がキンちゃんに「貴方様がいじめられない様に私が守ってあげます」と言っても聞かないでしょうし。



■青春鉄道の、東京メトロ丸ノ内線曰く。前が向けなかったら、後ろを向けばいい、だそうです。駄目じゃんと有楽町線から突っ込まれていますが、同人の、特に初期の青春鉄道はパンチが効いているというか、刺々しくて好きです。

商業の方も。日本中が北陸新幹線延伸のお祝いに沸いていた時でも、反応が類を見ない感じだったので、基本的にエッジがある作風なのだろうと思います。

青春鉄道の後ろ向きキャラの筆頭は、東京(大宮)〜新潟を走る上越新幹線かなと思います。延伸しっぱなしの東北新幹線の横、古い車両で雪の中を走るのが仕事の路線です。作品を読んだ当初は、何故こんなキャラなのだろうと思いましたが、上越だからだと最近思います。

人間(路線)、努力とか運とか自慢しているうちは半煮えなのかもしれません。上越がそういう嫌な子だとは思いませんが、今は前を向けない、向きたくない時は安らぎに上越新幹線を求めます。非難して下さい。

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