■ヒカルの碁を読んでいます。キャラ全員好きですが、大人キャラなら椿さん、河合さん、大人ではないかもしれませんが門脇さんが好きです。皆、自分のペースで碁を打つ所が好きです。
■先日スパーク用の小説を書いていたら、相川七瀬の曲が浮かびました。SWEET EMOTION、BREAK OUT!、恋心、夢見る少女じゃいられない、トラブルメイカーなど高校の頃繰り返し聞いていました。
時節柄だったのか、女の子もロックに生きよう、好きなものを楽しもうなど、セーラームーン的世情があったと思います。その後、ゆとりとか空気を読もうとか、尖った生き方からまた逆の方向の価値観が出て来たのかなと思います。
自分が多感だった頃は、山一証券が倒産し、バブルが終わり、なのにバブル期の遺産が目に見えるあちこちにありました。群馬は田舎なので都市部の事情がゆっくりと伝わるのかも。不良債権、貸し渋り、焦げ付きなどという単語が、新聞に飛び交っていました。
その後進学した大学が、いまだに新キャンパスを複数作り、新しい学部を増やす学校なので、自分は本当の意味での荒野を知らないのだと思います。在学中にもいくつかキャンパスが新設され、驚いたのを覚えています。
GS美神は、ボディコンミニワンピース、ハイヒール、ワンレンのロングヘア、大きなイヤリングですが、当時はそれが普通でした。山ガールとか想像も出来ませんでした。
古い言い方で言えば空気がイケイケだったんだろうなと思います。不況の今、そこまでの価値観の表出は拝めないと思いますが、自分はその頃の人間なんだろうなと、ふと思いました。
今読んでるヒカルの碁の掲載は1999年からです。当時はテレビ東京が夜もアニメを放映していた頃なので、今と違ったんだなと思います。まだファンロードも発刊していて、ヒカルの碁についてのよもやま話をファンロードで読んでいた覚えがあります。
あの頃はよかったとか、そこまでは個人的な回顧としても思いませんが。自分が起こした訳でもないけれど世間の変化に、随分取り残されて生きているんだなと思いました。イケイケとか、バブルとか関係なしに、足掻くしか生き方を知らない自分ですが、もうただの時代遅れのトラブルメイカーなのだろうとも思いました。
ヒカルの突進力がすごくて、ヒカルの碁が好きです。でも自分とヒカルの共通点は、失言の多さくらいでしょう。 |
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