■ルザ高の大学生風の話を考えていました。ナイスミドル高松ならどんな破天荒な感じもぴったりだと思うのですが、若い頃の高松は結構慎重だったのかなと思います。
高松はグンマを盾にガンマ団での地位を確立したのだろうと思いますが、ルーザー様へのお詫びとして、高松は同世代よりも寛容にマジックから扱われていたのではと思います。
自分語りで済みませんが。高校時代は女子高だったので、ネタがありません。進学校だったせいか、入学当初から受験の事しか頭にありませんでした。小中学生の頃は悩み深き少女だったので、これまたネタがありません。
そんな自分が一息ついたのが大学時代でした。就活・卒論の面を除けば楽しい事の方が多かったと思います。理系のキャンパスもあって、新しくて広い建物で、町がまるまる大学であるかのような特別な空間になっていました。
■ヒカルの碁雑感です。17巻表紙の佐為の笑顔を見ていると、佐為は可愛い碁打ちのお化けだけど、碁の神様だったのだと思い出しました。消えたとはいえ、そんな佐為に一杯打てなくてかわいそうだったとか思ってはいけないと思いました。
ジャンプにデスノート掲載中は、エルの死が発表された時に、サークルさんがショックでイベントを休まれたのを見かけました。ヒカルの碁でも、佐為の物語上の在不在で喧々諤々になりそうです。
ヒカルの碁というくらいなので、ヒカ碁は進藤ヒカルが碁に触れ、目覚め、皆にもまれていく話だとすれば、佐為も一つのファクターなので佐為が絶対にいないとヒカルの碁自体が危ういとか、そういう事にはならないと思います。それにしてもヒカルの名字は進藤で、神童とかけたのでしょうか。
■ヒカルの碁って、佐為の話でもなければ、ヒカルという男の子の話でもないのかもしれません。既に故人である佐為中心で物語を構築するのは難しいとしても、ヒカルという男の子がどういう男の子であるのかは、大きな問題ではないのかもしれません。
重要なのはヒカルが碁を打つ事です。ヒカルの母やあかりちゃんの様に、碁打ちではない、又は普通の囲碁好きの人のお話はヒカルの碁ではあまりありません。高名な棋譜が劇中で使われているそうなので、誰がどんな碁を打つのかは余り問題ではなくて、どんなすごい名勝負が生まれるのかが劇中最大の関心事なのでしょう。
■佐為がいなくなって碁を打たなくなったヒカルを、皆が物足りなく思います。三谷は不愉快でしょうし、和谷も物申したいでしょう。碁が打てなくてもいい、元気がなくてもいい、ヒカルがヒカルならそれでいいというキャラは出て来ません。ヒカルの碁と佐為の碁がごっちゃになって苦しむアキラでさえ、肝心なのはヒカルの碁であって、ヒカル自身がどうこうではないのかもしれません。
バスケットボールに関わらないキャラがスラムダンクに少ない様に、ヒカ碁に囲碁と関わらないキャラは少ないです。囲碁漫画だからそうなのですが、ヒカルは佐為が消えてから、佐為の強さを秀策の棋譜で知って悔やむわけです。
佐為にかわいそうな事をしたとか、謝りたいとか、思わないのは囲碁漫画だからなのか。ヒカルの囲碁の才能はすごくて、常人を超える人が常人の思考や受け止め方をしていては身がもたないでしょうから、仕方ありませんか。ヒカルを立場、性格、才能、環境等から立体的に形にしたほった先生、小畑先生をすごいと思います。 |
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