madeingermany

[PREV] [NEXT]
...... 2015年08月10日 の日記 ......
■ ゆめ   [ NO. 2015081001-1 ]
■ルーザー様が家族思いだとしても、普通のサラリーマン家庭ではないあたりで、皆で一緒に過ごす時間はすごく短そうです。サラリーマンでも残業や付き合いで団欒は短いと思いますが、ルーザー様達は家族にも行先や内容を教えられない仕事なんだろうなと思います。

密に連絡を取り合わないのも相手のためだと、ミツヤはルーザー様に教えたでしょう。真実でもあり、ミツヤの都合もあったでしょう。高松はミツヤと面識がなくても、ルーザー様の中の動かせないものを感じたかもしれません。

シビアでもそうだろうに。比較的明るい時でも、マジックがアイドル活動で外出、ハレが家出、サビはバカンスと家に誰もいなそうです。家でポツンと待つルーザー様が、僕には高松とキンタローがいるじゃないかと振り返った時、やっぱり彼等も学会や往診でいない気がするのは何なのか。

高松と成長したキンちゃんが、学会の成果とお土産のお菓子を手に家に買ってきたら、ルーザー様が荒れていそうです。



■先日からタイトルが平仮名ですみません。感じにするほどしっかりした内容にならないので、平仮名にしました。

ヒカルの碁ってファンタジーなのは佐為の出現と、ヒカルの化けぶりで、他はリアルだなと思いました。ただぼんやり暮らしている人なんかいなくて、ヒカルが手合いをサボっていた頃、ヒカルを進学せねばと焦っていたお母さんがよかったです。そう思うと、碁を頑張っても高校受験をクリアし、卒業する予定の社の苦労は。

ヒカルの碁を最後まで読んだら、社のお父さんが出て来てちょっと嬉しかったです。親世代の大人達や、ヒカルのお祖父さんは劇中に出てきますが、ご両親と言う感じのキャラは社のお父さんなのかなと思います。

ヒカルの家庭は普通の三人家族らしいです。優しく心配性のお母さんと、全く息子と対面する場面の無いお父さん、それに普通の男の子のヒカルです。碁を初めて3年くらいでプロになり、日本の若手の旗手に近い存在になった男の子なので普通だったのはごく初期だけですが。




ヒカルのお母さんへの態度と、社の両親への態度が対称的でした。ヒカルは佐為やあかり、他の皆に対してそうですが、「俺にかまうな」な感じです。社、清春は「俺を認めろ」と言う感じがしました。ヒカルも自分を認めて欲しいと思う部分はあると思いますが、清春程のリアルな悲壮感はないと思います。碁についてお祖父さんの理解と応援があったから。

清春を応援しているのは主に関西棋院の人、周りの碁打ちの様で、お父さんは清春がプロになった事をよく思っていません。清春の意欲や実力が問題なのではなくて、清春が碁を頑張ったとしても、碁で生活出来るのかという疑問からの反対です。

碁で両親を見返そうという清春と、そんな青くさい清春に対し「勝とうと思えば勝てるとでも思うのか」と最初から厳しい塔矢アキラ。いい意味でアキラ、ヒカル、清春の噛み合わない所が好きです。

アキラの快進撃、ヒカルの化け物ぶりに対し、清春の悩みが余りに地に足の着いたものなので、清春のこれからだけでも見たくなりました。とても少年漫画に向かない悩みの様な気がするので、実現は難しいですが。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: