■先週、新宿から山梨に行き石和温泉を楽しんできました。駅から近いホテルだったので余裕を持って行動でき、よかったです。山梨と言えば果樹、花卉、ワインが有名です。園芸のスペシャリストの高松を連れて来たら喜びそうだなあとか、キンちゃんはワインを楽しむだろうなあとか、一人旅らしく妄想していました。乗りたかったあずさに乗れて嬉しい旅でした。新宿であずさ、かいじを見るたびに、いつか乗ろうと思っていました。
■CLAMPのXは自分が学生のうちに完結するだろうと思っていましたが、いまだに最終回が描かれていない様です。CLAMP作品は可愛い女の子や、魅力的な成人女性、若いカップルなど、一般向けの雰囲気も充実しているので、Xの封真と神威の関係も、多々あるバリエーションの一つではないのかと思わせます。
先日触れた尾崎南のブロンズも、宇宙的展開になって以来、最終回を迎えていないそうです。ハッピーエンドでもバッドエンドでも、作者が「最終回です」と言えば最終回として受け止めるしかないのだけど、チェッカーフラッグを振るえるのは作者一人なのでしょう。
障害のある恋とは、障害がある事がいつしか普通になってしまって、平凡な生活を避ける様になるのかもしれないと、終わらないブロンズを思い出して思いました。若い頃は、困難な恋や危険な関係に自分も憧れましたが年をとると無難で平凡な暮らしを惜しむ様になりました。駄馬でも生きていられればいいいと最近思います。
南国&PAPUWAの最終回は、いずれもよかったと思います。成人男性が大勢いても、最大のしわ寄せがいつもパプワやコタローに行くのが解せませんが、本来的に南国&PAPUWAの主役は子供達であって、大人世代のゴタゴタは過去のもの、舞台装置であるのだろうと思います。アラシヤマも南国、PAPUWAの両方で話を盛り上げ、いいキャラだったと思います。
■フリクリを見ています。榎戸さんが脚本です。短めの見やすいアニメなのでスカッとしたい時見ています。セーラームーンやエヴァでも、30分で起承転結してみせる榎戸さんのお話が好きです。幾原監督と一緒に仕事をしていた頃から作品を見てましたが、ピングドラムやユリ熊でも榎戸さんが脚本だったらどんなだったろうと思います。
ところでフリクリと言えばハル子で、サバサバした女性と言っていいと思います。男勝りの攻撃性、打算的な所、哲学的な面と、性別を越えた魅力があると思います。フリクリとハル子について少し思ったのですが。思っただけです。
■ハル子は若くて綺麗な女性である(宇宙人らしいので本当の姿があるかもしれないけど。)
■あぐらをかく、性的な言動に走る、足を開いて仁王立ちなど、女性にあるまじき恰好をしていても貞本絵のスタイルなので、問題ない。アスカがパンツ丸見えで仁王立ちするのと同じかも。
■当然と言えば当然だけど。アニメなので、素晴らしい挿入歌、デザイン性、いい動き、声優さんの演技、面白い物語等の延長上に、ハル子の奔放性、「サバサバ」がある訳で。現実世界で人をスクーターでひき殺したり、行動でギターを振り回す女性がいたら困る。
■サバサバとはそういう稀有なバランスが成り立った、二次元上の者だと思う。本当に割り切った性格の人なら、暴れたり、人をないがしろにしないと思う。 |
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