■ガンガンオンリーのチケットが来ました。来年の2月もガンガンオンリーがあるそうなので、参加しようかなと思います。オンリーって同じ作品のオンリーでも、雰囲気が少しずつ違うので毎回驚きがあります。
ルーザー様について。偉い学者さんでも身内にすれば違うかもというのは、よくある事だと思います。高松も分かっていて、本当にルーザー様の恋人だのになってしまえば、憧れも尊敬も吹っ飛びそうだと思ったかもしれません。歯がゆいなあとルーザー様は思いながら亡くなったのなら、お互い悔やまれるお付き合いだったのでは。
高松も同じ事で、遠慮や気遣いが機能していればこそ、清楚な付き合いでいられるのであって、素の自分なんて食えたもんじゃないと思っていそうです。遠慮しいしいキンちゃんのお世話をしていたら、気を置くなとキンちゃんに怒られたとか。
外面・・・クールな天才科学者 お気遣いモード・・・優しい年上 素・・・猛獣
ATフィールド全開で触れ合うのは寂しいかもしれないけど、猛獣VS猛獣ではお互い身がもちそうにありません。高松、ないしルーザー様と長いお付き合いをしようと思ったら、素にこだわらない方がいいかもしれません。キンちゃんは2人に素丸出しかもしれないけど、キンちゃんが可愛いから許されるのであって。
■源氏物語を読んでいて分からなくなるのは、登場人物の多さからですが。桐壺帝の頃はまだ分かりやすい人間関係が、明石中宮の入内の頃には、いとこ同士の結婚が相次ぐので、余計に分かりにくいです。何度か把握しようと思いましたが、夕霧の娘達、源氏の孫娘達が続々朱雀院の息子達と結婚しているため、もう把握しきれません。
朱雀院が最愛の朧月夜と子女に恵まれない事を嘆くのが印象的だったので、女三宮は誰の子だ、何故夕霧の娘達が朱雀院の息子達と結婚しているんだと思ったものです。今上帝、冷泉の次の帝は朱雀院の息子です。朱雀院は子女に恵まれなかったのではなく、女御や更衣とは子供をもうけていたので、子供がいない訳ではなかったのです。
真面目で有名な夕霧は、従妹の雲居の雁が正妻で幼い頃からの付き合いです。この頃から容赦なく、いとこ婚が出て来るので、生まれた子供は両家の血を色濃くついでいて、両家とも関係が深く、物語的が内向的になって行く感じがします。
真面目な夕霧は真面目なだけあって、奥さんは少なくとも子沢山です。惟光の娘と6人娘があって、男の子も同じくらいるらしいので10人余り。正妻の雲居の雁とは8人くらい、柏木の未亡人である落葉の宮とも子供があったかもしれません。
源氏の孫、夕霧の子供達だけで20人以上います。その子女がいとこ婚、または叔父姪婚をするので、人間関係は複雑化の一方です。匂宮は優雅な貴公子ですが、母親が源氏の娘の明石中宮なので、怖いものなしです。
浮舟が異母姉の中君の側にいた時。中君が髪を洗っていて動けなかったから、匂宮に襲われています。乳母のお見舞いに来たついでに、隣の家の夕顔を襲う源氏によく似ています。アフターケアが万全と言うあたりが源氏と孫の匂宮の共通点と言いますが、浮舟にすればいい事なしでしょう。姉に嫌われ、薫に疑われ、匂宮に飽きられればそれまでです。 |
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