madeingermany

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...... 2015年09月04日 の日記 ......
■ 成功率   [ NO. 2015090401-1 ]
■輪島に旅行した時に、ホテルの夕食にアンコウの白子のホワイトソース焼きが出て来ました。その料理を口にし、初めて食べる白子というものの美味さに感動しました。群馬ではあまり見ない食べ物でした。

そんな楽しい記憶に身を浸していたら、疲れが出て来ました。旅行って、なるべく非日常の楽しい事を沢山体験して、日常に疲れた時に思い出していい感じになるためにするのかなと思います。京都みたいな「超」都会は、田舎者には敷居が高いですが、京都も好きです。

スパークでも新刊をという気持ちで体調を整えたり、時間を作ろうとしていますが、へこたれるかもしれません。夏コミ会場で、貧血のためか弱くなっていた爪を割いてしまったのが地味に治りません。会場で爪の中が流血で赤くなっていくのが恐怖でした。




■数年前、南国&PAPUWAの二次創作を始めた時。高松の健気で儚く切ない話をイメージしていました。多くのキャラが登場する両作品において、不幸なのも辛いもの高松だけではないのだから、おかしな話です。

高松一人で切ない話だの、苦しい話など出来ないので、王子様としてルーザー様、キンちゃんがいます。この辺りは全て妄想です。ルーザー様とキンちゃんは、本物の王子様なので乙女的な味付けがなく、むしろいばら姫の王子様の様に、肝心な時に姫の側にいない気がします。




高松についてずるいなと思うのは。健気、献身的という態度を好きな人には示しながら、やはり幸せになりたい気持ちがにじみ出るのか、いい反応を求めている所でしょうか。ルーザー様なら兄のために仕事に頑張る人だから、自分も有能な助手になって見せるとか。キンちゃんなら、一人ぼっちで蘇った彼のために親代わりになるとか。

愛情は無私ではなければならないとは思わないので、高松の思いと言うか、作戦が実る事を願うばかりです。相愛の相手にいちいち策を練っていたらお互いのためになりませんが、高松と付き合うという事は、自分が彼の手の内にあるかもしれない事を、受け入れる事に他ならないのかもしれません。

そういう姑息さが通用しないのが、南国後のグンマかもしれません。高松の嘘と偽善を、彼に肯定的だったからこそ受けれいていたかもしれないグンマは、とうとう、彼を利用する事を覚えたのかもしれません。




利用とか冷たい言い方になりましたが、要は、普通のお屋敷の主人家族と使用人の関係にたどり着いたのかなと思います。クリスティを読んでいると、主人家族と使用人の描写が結構多いです。赤の他人のために、朝から晩まで働く使用人達は実に気の毒ですが、そういうものらしいです。

別に、使用人が早朝からお目覚めの紅茶を寝室に運んでくれたとしても、お茶が薄いとか、主人家族は持って来てくれた人をののしってもいいのです。

メグレものなら、大体家の家事はメグレ夫人の様な主婦が行う描写の方が多いので、どちらかというとメグレの方が読みやすいです。自分が自己投影する先は、裕福なお嬢様でなく、朝から晩まで働く方の人なので。

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