■高松というと年甲斐の無いハイテンションな性格ですが、あれは演技ではないだろうかと考えていました。南国アニメだけ見れば、高松はキャラの濃い脇役ですが、アニメ以降の部分を見てしまうと見方を変えざるを得ません。口も態度も悪い人なのは変わりませんが。
静かな高松というのも怖いですが、ルーザー様とキンちゃんはそういう顔も知っていて、肯定的なのではと思います。マジックも仕事がらみなら高松を買っているとすれば同じでしょう。シンタロー達、若い人達と無理矢理からもうとすると、高松は嫌なおじさんになるのかもしれません。
若い団員の中に、ルーザー様の血を受け継いだ男の子(※シンタロー=キンちゃん)が混じっているとなれば、高松も慎重になるし、溺愛したいのを隠すでしょう。だから散弾銃式に感情を見せるのかも。キンちゃんと出会った後は、彼と一緒の時なら普通にしているのかなと思います。
■サツマイモの時期になりました。高松の園芸場があるなら、今頃ハート型の葉が茂り、土の中には美味しい実がなっていると思います。サツマイモの葉は可愛らしいハート型なので、秋という事で、花々と一緒にスパークの新刊の表紙にならないだろうかと思います。花ならユリが好きです。
高松の趣味は園芸だそうですが、彼がある長い時期一つの場所にいるのか分からないので、原稿に出しにくいです。そうそう持ち運べる趣味ではないので、仕事だの隠居だので手が回らないんじゃないかなと思います。巨大植物や股んGOくんは仕事の範疇でしょう。
ミスマープルの趣味の一つも園芸だそうです。セント・メアリ・ミードの自宅で過ごす彼女には合っている趣味だと思います。劇中では書かれませんが、恐らく両親の遺産で家を買ったのかなと思います。一族の遺産で十分食べていける階級の女性なのでしょう。レイモンドは彼女の甥ですが、彼女の兄弟姉妹についての情報が一切ありません。亡くなっているのでしょうか。
今ポアロの短編を読んでいます。ベルギーから来た、流浪の私立探偵ですが、困窮している風には全く見えません。ロンドンに家があって、召使のジョージが常に側にいるそうです。ミスマープルもポアロも、思えば働かなくとも暮らせる優雅な人種なのかもしれません。
英国は階級社会だと中学の授業で習いましたが、クリスティを読む本当だと思います。話相手をさせるためだけに家庭内に使用人を置くとか、想像も出来ません。コンパニオンという仕事らしく、家族同然に屋敷にいるけれど肉親ではないので、何年一緒にいても雇用関係だそうです。
日本の、血縁関係重視の関係は重苦しいと思いますが、英国風の人間関係もドライかつ熱いのは、個人対個人の付き合いだからでしょうか。自分はルーザー様が生きていて、ルーザー邸にいつも高松がいるのだと妄想しますが、一応彼は使用人の立場だろうと思います。ルーザー様の右腕かもしれなけれど、家族と言うカテゴリーではないと思います。
正式な配偶者でないけれど、養子もいるし、源氏が常に最上の待遇を惜しまない紫上を思い出しました。幸せ一杯に見えなくもない紫上が、朝顔や女三宮の存在に悲嘆していたのは有名です。ルーザー様とキンちゃんは、一途でいるだろうと自分は願うものです。 |
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