madeingermany

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...... 2015年09月22日 の日記 ......
■ PAPUWA雑感   [ NO. 2015092201-1 ]
■スパーク新刊のタイトルなのですが。金比羅様にお願いと、和三盆の様に甘い、のどちらかになると思います。香川県といえば金比羅様というのは知名度が高いと思いますが、香川というか四国の名産の一つが砂糖である事はどれくらい知られているのでしょうか。

関東人からすると、四国全県&4県庁所在地が言える人の方が少ないくらいだと思うので、好きな方のタイトルでいいのだろうと思います。京都で学生生活をしていた頃、折角関西にいるんだから一度は道後温泉に行きたいとクラスメイトに言ったら、四国は遠いと言われたのを思い出します。大阪駅から岡山駅はスムーズでも、瀬戸大橋を渡って高松または道後へ行くと確かに半日仕事です。



■来週の月曜日に入稿する予定です。いつもなら早割が使える頃に入稿し、気を落ち着ける時間を作るのですが今回は出来ません。夏コミ、インテの疲れが抜けなかったのと、今月は2回休日出勤があった事が大きいのかなと思います。休日出勤してもシルバーウィークで取り戻せると思っていましたが、後2日で連休は終わります。

同人誌って、ページ数を増やす事は簡単なのだと思いました。フリートークやアイキャッチ的なページが挟まると2、4項くらいすぐに増えます。人様のそういう息抜き的なページは大好きなのですが、自分の場合、漫画や小説で高松好き、キンちゃん可愛い、ルーザー様愛してるとか出しまくっているので、フリートークで蒸し返すのも申し訳ないです。

今回は薄めの44項になると思います。懸案は項数でなくて、日の無い事による焦りが本に出る事です。こういう時こそ、グンマの様に微笑むべきでしょうか。むしろキンちゃんの様に、慣れない家事に走りそうです。




■PAPUWA雑感です。根拠のない妄想の産物です。


・マジックとアラシヤマがいい。マジックの南国でもお馴染みの豪胆さや、無暗に明るい所は健在だと思った。シンタローはタンノくんやイトウくんに嫌悪を隠さなかったけど、笑顔で彼女達と話すマジックが好きだ。

(※シンタローの彼女達へのリアクションは、劇中でリア充で健康なものとされている。リキッドがウマ子ちゃんに対し暴力をふるうのも同じ様に、健康な男性の反応として描かれている。

巨大カタツムリや大きな鯛と、楽しく会話するマジックの方が特異、太古の植物を愛し、老犬と至極普通に話すドクター高松が変態なのだとされている。原作者の感覚と生み出された作品の違いを感じる。)



・マジックとアラシヤマは、思いがシンタローに向かっている所が同じで気が合うのだと思う。アラシヤマも、人柄とか性格で判断されるより、純粋に戦闘要員としてカウントされた方が気が楽だと思う。

リキッドを見ていても同じなのだけど、原作者は、皆に尽くす美青年が描きたいのではなく、皆に愛され、尽くされる美青年が描きたいのだと思う。原作者の主権の範疇だと思うので、それでいいと思う。

比較的能動的であるハレの、青の秘石の番人のソージに対してかけた言葉が、リキッドとやっていけるのか、である辺りで読んでいる方がずっこけて大怪我した気分になった。ハレは自分の祖父、父達の歴史よりも、ほんの何年か一緒にいたリキッドの方が好きらしい。前向きでいいなと思うけど、誰も秘石について顧みなくなったなと思った。秘石なくてもガンマ団は困らないらしいし、いいのか。




これだけ巻数が費やされても、コタの身の振り方が定まらず、一向に秘石や島の謎が明らかにならず、青・赤の一族の話も湧き立たないあたりに歪みが出たけど、もうどうにもならない。青・赤の対立を描けば、ジャンが敵になって南国の恨みつらみの再発になるし、島の謎はリキッドの愛され劇場になっていた。

マジックの豪胆さ、アラシヤマの健気な振る舞いが、南国とPAPUWAの魅力だと思う。少女漫画なら、愛されヒロインもありだし、普通の女の子が爆愛されるのも分かる。シンタローとリキッドは、愛され美少女なのかもしれない。

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