madeingermany

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...... 2015年09月26日 の日記 ......
■ 入稿   [ NO. 2015092601-1 ]
■高慢と偏見を読んでいます。他の作品と比べて、ベネット一家という軸があるので読みやすいです。ヒロインの両親の出番が一番多いオースティン作品かもしれません。

ナポレオン戦争くらいの話なので全てが古風です。ヒロイン達女性陣は決して労働しませんし、男性達も軍人、商人、弁護士と職業人はいますが、労働はしなければしないでいいと言う感じがします。ダーシー達軍人の描写も優雅です。

ナポレオン戦争の頃なので、士官と言えばオスカルみたいな上流階級の人の仕事だったのでしょう。婦人達も移動は基本的に馬車で、シンデレラの様です。こういう男女を支える多くの小作人、家庭内使用人の数々が陰にいるのでしょうけれど、出て来ません。コメディタッチのエマでも、階級を越えた交際は一笑に付されています。

風邪を引いたジェインには、地元のお医者のジョーンズ先生が来ていました。高松が優雅な貴族趣味の小説に出て来たとしたら、やっぱり医者でしょうか。マジックが高松をとがめないのは、ルーザー様の後家さんだからか、端から高松など目に入らないのかどちらなんでしょう。高松のキンちゃんとの仲良しぶりを思うと前者がいいなと思います。



■郵便局に原稿を出しに行って来ました。漫画部分はアナログで描いて郵送、小説はワードで書いてメールで送っています。小説をもう一度読み直し、誤字脱字が無ければ今日送ろうと思います。

入稿前後はテンションの高低差が大きいので、近所の日帰り温泉に行って来ました。670円です。いわゆる銭湯の値段よりは高いですが、1,000円以上する温泉旅館のお風呂とひけを取らない温泉です。



■PAPUWAを読み返して思ったのですが。以下、根拠のない雑感です。

・マジック、コタという青の一族について掘り下げようという意思がなかったとは思いにくい。南国でも、アス、ルーザー様、キンちゃんのあたりで、辛い一族の歴史を消し去るとかしたかったのだろうと思う。

ただしシンタローの世代から思うと。青の一族の歴史が辛いのではなく、マジックの代の悪行の数々の方が目に入るので、アスをルーザー様&キンちゃんが倒しても根絶にはらないと思った。

恐らく原作者が、秘石をどうしていいのか分からないのだと思う。青い石がイブ、赤い秘石がアダムかもしれないという高松の推測は正解から遠からずだと思うので、実にもったいない。



・原作者は、キャラを掘り下げようとすると、マンセー要員を増やす事を選択するらしい。

シンタロー イトウ嬢、タンノ嬢、アラシヤマ他
リキッド トシさん、ウマ子ちゃん、ストーム他
マジック ルーザー様、ミツヤ、山南ケースケ他

マンセー要員はマンセー要員なので、マンセーする相手と対等に語るなどないし、お互いを磨き合う事も、胸襟を開き合う事もない。「素敵」「かっこいい」「結婚して」と言い募るだけで、マンセー相手の掘り下げになるのだろうか。

多分PAPUWAでマジックとコタの事を掘り下げようとして、ミツヤが出て来たのだと思う。コタに親身になってくれるキャラは相変わらずいないし、マジックマンセーのミツヤがどこまで核心に迫れるかは不透明。

ミツヤはミツヤで面白い男なので、これまたもったいないと思う。彼が生きていたら、ルーザー様が今尚ミツヤの手駒で、生まれたキンちゃんもミツヤの道具になるだろうから、高松は耐えられないだろう。

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