■多分、原作者は露程思っていないと思いますが。
・若々しいグンマに、40代にして老後の貯金を狙われた高松だが、香川人の平均貯蓄額は日本トップクラスらしい。お金の使い方の豪華さだと愛知が有名で、香川もその傾向があるらしいが、香川の女性はしっかりしているので貯蓄もきちんとするらしい。
・医は仁術、看護師は白衣の天使という言葉を踏みにじる様な高松の性格描写だが、実際の医療系勤務の様子を思うに、過酷過ぎて仁とか天使とか言っていられないらしい。漫画で変に優しいお医者様描写されても違和感があるし、高松もある意味正解なのだと思った。
・ジャンみたいな人と付き合う方法を、高松に教えて欲しい。ジャンが24年と言う歳月を越えて、サビのために生きるとかしているなら、高松も星霜を耐えてキンちゃんに出会ったのだと思っている。
自分がちゃんと幸せなら、他人に対し無暗に攻撃的にならないという事か、高松。南国時代、グンマの保護者時代の悪鬼の様なドクター高松像は何だったのだ。
■自分は先祖代々群馬人です。聞き取れる範囲で聞いても、直系だと他県の情報が一切入って来ません。
以下は妄想です。
・グンマにグンマと名づけたのは高松だろうと思う。他人の高松が選んで違和感のない名前がグンマだというなら、ルーザー様に縁のある地名を選んだのではないのか。グンマと言う言葉が本当に地名由来なのかはさて置き、PAPUWAからの情報だと、ルーザー様に選ばれた女性がいる事になる。
・直接グンマと言う地名が、英国籍のルーザー様由来ではないとなれば、かの婦人に由来する地名かもしれない。淀殿の本名は茶々だけど、秀吉にもらった城が淀にあるから淀殿みたいな感じで。
・彼女は群馬人である。義理人情を知る、空っ風の様な女性だったのかもしれない。関東で一番女性が働く県として名を馳せる群馬らしく、働き者のルーザー様の血筋を残すのに選ばれし女性は群馬女性。
群馬と言う、日本最後の秘境に住んでいる悲しさ故の妄想です。でもキンちゃんの気性を思うと、群馬人みたいだなとちょっと思います。プライドの高さは香川人系な感じですか。
■次の大河ドラマのブームが予感されるらしく、群馬でも真田で町おこしが展開されています。長野みたいに、六文銭の赤いのぼりをよく見かけます。戦国時代と言うか、安土桃山時代の真田家のドラマは魅力的だと思うのですが、17世紀後半になるとドラマチックな雰囲気は一転します。
詳しくないのですが、真田と言えば長野です。今の県境の感覚で言うと長野と群馬は別世界ですが、1600年代辺りは一体で統治されていたようです。無論、本丸は長野です。群馬は出張所みたいだったです。
群馬の真田家の人は自分の存在を主張し、群馬の一部を独立した藩にしたそうです。しかしながら予算も、領民の支持率もないから、無茶な徴税をし、当時の真田家の人、真田信利の統治はひどかったそうです。
そんななか領民の直訴があり、ひどい悪政が幕府に知れて改易になり、他国で信利は亡くなりました。大河ドラマで盛り上げたい真田ブームとは違う時代の真田の話なので、赤いのぼりが何本県内になびこうといいのですが。直訴し、妻子ともども磔になった農民を思うと、赤いのぼりが恨めしく見えます。 |
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