madeingermany

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...... 2015年10月22日 の日記 ......
■ マリー   [ NO. 2015102201-1 ]
■南国の漫画でシンタローが、大人になったら泣きたい事ばかりだと言います。心の整理で少し書きます。冒涜する意図はありません。

・子供の頃、24歳でパプワ島に来るまでシンタローは幸せだったのだろうと思う。溺愛してくれる立派な父親がいて、自分は美形で強くてお金持ちだ。母親がどこにもいない事に気が付かないくらい、シンタローは幸せだった。

・コタローが生まれて、初めてシンタローはマジックがどういう男なのかうっすら気が付いたのだろうと思う。病院で面会謝絶で伏せっている母親に次男を生ませて死なせたらしい事にも驚きだが、コタローを可愛がらないマジックに動揺のシンタロー。



愛していた妻が息子を生んだばかりに死んでしまい、生まれたコタローを可愛がれないならまだ共感できそうだけど、マジック、シンタロー、コタローを結びつける「誰か」はいない。

マジックの冷たさを目の当たりにし、サビに相談しても、サビはマジックに甘くされているので相談相手としては不足かもしれない。家族の秘密もマジックの性格も全て知り尽くした高松にはシンタローの動揺がよく分かるけど、彼に頼られている訳でないので基本的に懐手。

シンタローが、ドクター、アンタだけが頼りだ、俺とコタローを助けてくれなんて言わないだろう。友達のはずのミヤギやトットリにも相談しなかっただろうし。



シンタローがマジックの身勝手で冷酷な本当の姿を認識したのは成長だと思うけど、シンタローはその姿を否定したいと思っていると思う。本当は優しい父さんで、コタローの事も可愛がってくれるのだと思っていそう。

シンタローが大人〜というのを読んで、違和感があるのはそこで。父親と言う幻想が破られたのに、シンタローはそれを受け入れない。父親抜きにして自分というものをとらえるのは、シンタローには不可能かもしれない。コタローもサビもない孤島で一瞬出来たけれど。

シンタローが泣くほど苦しいのは大人だからではなくて。父親から離れた一個の自分と言うものになり切れていない、子供らしい寂寥故の涙かなと思う。もしシンタローが自分は大人とか言わないで、ひたすら嘆いてくれたなら、私はもっと彼に感情移入出来たかもしれない。




■ナディアの最終回で、その後のサンソンと大人になったマリーが出て来たのを思い出していました。ナディアがジャンと結婚して、フランスでジャンのおばさんの家で暮らすのは想定内でしたが、マリーとサンソンは全く予想外でした。

マリーなら、慕っていたジャンとナディアについて行って、家族同然の様に暮らすのかなと適当に思っていました。ですがジャン達の行先がジャンのおばさんの家で、ナデヒィアはガールフレンドではなく、新妻として行くわけで、マリーはわきまえたのかもしれません。

サンソンも、ずっと姐さん一途かなと思っていました。グランディスが結婚でもしたら別でしょうが、ネモ船長に失恋し、彼女が次の恋を見つけるために、サンソンは彼女から一時離れたのかもしれません。アニメ後のノベルがあるので読めば一気に解決するらしいので、そのうち読むかもしれません。

エレクトラさんとネモの関係を思うと、アニメを見返して顔が赤くなりそうです。艦内の女性というと、保護者がいるイコリーナ、船長の娘でジャンのガールフレンドのナディア、グランディス姐さん、マリーでしょうか。艦内の異性関係に荒波が立たなそうなのは、エレクトラさんと船長の関係を皆が知っているからかなと思います。

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